Go to contents

「パーフェクト」ソレンスタム ミズノクラシック

「パーフェクト」ソレンスタム ミズノクラシック

Posted November. 09, 2003 23:21,   

한국어

ソレンスタムの、ソレンスタムによる、ソレンスタムのための大会だった。

78人が出場したが、ただ1人をのぞく残り全員は、お祝いの拍手を送るための祝賀客のようだった。

9日、日本の滋賀県瀬田ゴルフコース(パー72)で行われた米LPGAツアーのミズノ・クラシック(賞金総額113万ドル)第3ラウンド。2日連続の9アンダーで単独トップに立ったアニカ・ソレンスタム(33・スウェーデン)は、最終日にもノーボギーの6バーディーで、最終合計24アンダーの192をマークし、堂々の優勝。2位の朴セリ(CJ)、朴祉垠(パク・ジウン、ナイキゴルフ)、ソフィー・グスタフソン(スウェーデン)とは9打差だった。

試合の内容も完璧に近いものだった。54ホールをノーボギー、半分近い24ホールでバーディーを奪った。

さまざまな記録を作り、早くも確定した個人タイトルもある。まず、米LPGAツアー史上初めて、二つの大会で3連覇を達成した。米LPGAツアーの一大会で3連覇した選手は、ソレンスタム(米ケロプ・ライト・クラシック)を含め6人がいるが、二つの大会で3年連続優勝を決めたのはソレンスタムが初めて。

ツアー史上、3ラウンド54ホールでの最少打優勝記録も更新した。本人が昨年キャログキブラクラシックで、ウェンディワード(米国)が01年ウェンディスチャンピオンで優勝した時の21アンダーを破ったもの。

ソレンスタムは今回の優勝で、米LPGAツアーでの残り2大会の結果と関係なく、今年の選手賞と賞金王、最多勝王となった。優勝賞金16万9500ドルを手にし、今季賞金191万4506ドルで、2位・朴セリの追い上げを振りきった。賞金王3連覇であり、通産6度目。賞金王最多記録のミキ・ライト(米国・8回)との差は二つ。

また今季6勝を収め、3勝に止まった朴セリとキャンディ・クン(台湾)を抜き、最多勝も手にした。通産優勝は48勝。

朴セリは先週CJナインブリッジクラシックで、安是眩(アン・シヒョン、コロン)に優勝を奪われたのに続き、2週連続準優勝に止まり、朴祉垠は今大会で2年連続ソレンスタムの壁にぶつかり、惜しくも優勝を逃した。



金鍾錫 kjs0123@donga.com