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原油価格1年ぶり、金7年ぶりの最高値

Posted November. 13, 2003 23:18,   

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イラクが再び事実上の戦争状態になったことから、原油、金、豆、天然ゴムなど、国際原材料の価格が急騰している。

安定した投資先を好む資金が金市場に押し寄せ、国際金価格は7年ぶりの最高値と跳ね上がった。原油価格も石油輸出国機構(OPEC)が本格的な減産に踏み切った上、イラク情勢が緊迫していることから、イラク産原油の輸出がストップし、連日上昇している。

12日、ニューヨーク商品取引所(NYMEX)で、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエー)の先物価格(12月渡し価格)は1バレル=31.33ドルで前日比0.18ドル値上がりし、1年ぶりの最高値をつけた。同日アビザイド米中部軍司令官が「イラクは事実上戦争状態だ」と発言したことが知られ、中東産ドゥバイ原油価格も高値で推移している。

市場関係者たちは冬季を控え、石油需要が増えた上、OPECが10月から本格的な減産に踏み切っただけに、原油高が当分続くものもみられる。

金は11日ロンドン市場で1オンス=387.80ドル(現物基準)で取引され、7年ぶりの最高値を記録したのに続いて、12日ニューヨーク市場でも12月の先物価格が前日より6.8ドル高い1オンス=395ドルで取引された。

米国シカゴの穀物市場では、米の値段が中国の需要増と世界的な作柄の不振が重なり、6年ぶりの最高値、シンガポール市場の天然ゴムの相場は7年ぶりの最高値となった。

日本の読売新聞は国際金融専門家たちの話を引用し「ドル安が続き、株式市場の収益性も落ちるや、国際投機資本が商品市場の方に流れ込んでいる」と伝えた。



朴元在 parkwj@donga.com