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盧大統領後援者の姜錦遠氏も出国禁止

Posted November. 16, 2003 23:09,   

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最高検察庁中央捜査部(安大煕検事長)は16日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の長年の後援者の姜錦遠(カン・クムウォン)釜山(プサン)チャンシン繊維会長が盧大統領の幼馴染みのソン・ボンスル前長寿川(チャンスチョン)代表に9億5000万ウォンを提供した事実を突き止めて、姜会長に対して出国禁止措置を取った。15日召喚された姜会長は検察の取り調べに対して、昨年末ソン前代表に9億5000万ウォンを提供した後、今年2月ごろソン氏から4億5000万ウォンを返してもらったと供述した。

検察は姜会長がソン氏に渡した資金が盧大統領を狙った不法政治資金と確認された場合、姜会長を政治資金法違反の疑いで刑事立件することにした。また姜会長が昨年の大統領選挙前、民主党に20億ウォンを提供した後返してもらったことについても具体的な経緯を取り調べている。

これと合わせて検察は、ソン氏が姜会長に返した4億5000万ウォンに企業などから受け取った非正規的な資金が一部含まれた事実を確認して、ソン氏に対しても出国禁止措置を下した。検察はソン氏が企業から受け取ったお金が対価性があるものと確認されれば、拘束令状を請求する方針だ。

検察は盧大統領の側近の前大統領総務秘書官、崔導術(チェ・ドスル)容疑者に数億ウォンを渡した疑いが持たれている金性哲(キン・ソンチョル)釜山商工会議所会長も近く召喚して取り調べる方針だ。

姜会長は16日午前帰宅の際、「昨年11〜12月ごろ、会社で保管していた個人名義の口座から2億、1億、3億5000万、3億ウォンずつ4回にわたって現金を引き出してソン氏に貸したが、このうち4億5000万ウォンを返してもらったと記憶している。そのお金は長寿川の債務返済のためのもので、決して何らかの見返りを期待して渡したお金ではない」と主張した。

姜会長はまた「昨年の大統領選挙当時、民主党の帳簿上の資金と実際の残額に大きな違いがあるのが盧大統領の離党と関係があるのか」という質問に対して、「盧大統領はその問題で深く悩み、離党の理由を私に直接話してはいないが、その問題のため離党したのではないかと思う」とつけ加えた。



丁偉用 viyonz@donga.com