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韓昇洲米大使「米国は安定化軍を望んでいる」

韓昇洲米大使「米国は安定化軍を望んでいる」

Posted November. 16, 2003 23:02,   

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米国の韓昇洲(ハン・スンジュ)韓国大使は15日、韓国のイラク追加派兵問題に触れ「米国は戦闘兵と非戦闘兵に分けるのではなく『安定化軍(stabilization forces)』の派遣を取りあげている」と語った。

韓米安保定例会議(SCM)に出席するため、仁川(インチョン)国際空港を通じてソウル入りした韓大使は「米国は、韓国が構想している非戦闘兵中心の3000人ではなく、戦闘兵の派兵を希望しているのではないか」との質問に、このように語ったが、具体的な答弁は避けた。

韓大使は、安定化の概念について「治安と復興、社会安定などを意味する広範囲な意味だ」と説明した。

韓大使は「米国が予備軍を動員するなど様々な案を模索しているが(派兵軍の動員が)やや難航しているのが事実だ」としたうえで「しかし、米国はなるべく韓国や日本に駐留中の軍隊をそのまま維持し、解決しようと努めているものと聞いている」という認識を示した。

大使は、また、在韓米軍を韓半島以外の地域に投入できないとのことにラムズフェルド米国防長官が疑問を示したという報道について「在韓米軍がイラクに必要とされるとの意味で話したものではないだろう」と語った。

韓大使は続いて「盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が派兵を決めたことについて、米国から正式論評や反応が出ているものはない」と付け加えた。



金影植 spear@donga.com