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韓国サッカーの名誉を取り戻せ! ブルガリア戦に海外派総出

韓国サッカーの名誉を取り戻せ! ブルガリア戦に海外派総出

Posted November. 17, 2003 00:49,   

한국어

▲韓国、1年ぶりに海外派総出

最近サッカーのアジアカップ2次予選での不振で更迭の危機に立たされたコエリョ監督は、強敵・ブルガリア戦の戦術として海外派全員召集を選択した。事実上の「韓国サッカーのドリーム・チーム」でとりあえずこの危機をしのいでいきたい思惑だ。ワールドカップのメンバーが大挙代表チームのユニフォームを着て集まったのは、昨年11月20日、ブラジルとの強化試合(2−3敗)以来約1年ぶりのこと。

就任以来、フォーバックで押し通してきたコエリョ監督が、ヒディンク・システムへの復帰を意味するスリーバックに換えたのも、自分の色を強要するよりは韓国選手らがやりやすい方法で試合に臨むという考えの表れだ。

▲どんな戦術で、どんな選手が参加するか

コエリョ監督は17日午後上岩(サンアム)競技場で、出場選手全員が参加した、最初で最後の練習を行った。この日韓国チームは、昨年のワールドカップ当時に似ている「3−4−3」フォーメーションを基本に、「3−4−1−2」フォーメーションなど多様な戦術を練習した。

関心のまとになっている攻撃陣には、Kリーグの得点王・金度勲(キム・ドフン、城南一和)の先発出場が有力視されているなかで、Jリーグ得点ランク4位の崔龍洙(チェ・ヨンス、ジェフユナイテッド市原)も競争に加わった。最近Jリーグで3試合連続ゴールを記録中の安貞桓(アン・ジョンファン、清水エスパルス)は、ストライカーか攻撃型MF起用が有力で、李天秀(イ・チョンス、レアル・ソシエダ)と朴智星(パク・チソン、アイントホーフェン)、車(チャ)ドゥリ(フランクフルト)はウィング攻撃に選ばれると予想される。

MF陳には、金南一(キム・ナムイル、全南ドラゴンズ)と李乙容(イ・ウルヨン、安養LG)が中盤で1次防衛線を構築し、李榮杓(イ・ヨンピョ、アイントホーフェン)と宋鐘国(ソン・ジョングク、フェイエノールト)は左右守備型MFとして攻守をつなぐ役割を担当する。守備陣は、柳想鉄(ユ・サンチョル、横浜F・マリノス)を中心に、安養(アンヤン)の李サンホンと朴ジェホン(全北現代モータス)が左右に配置される。

▲ブルガリア代表チームは1.5陣

16日入国し、17日夜一回練習を行ったブルガリア・チームは、けがを理由に新人FW・ベルバトフ(バイヤー・レバークーゼン)とペトロフ(セルティック)など主力6人がはずされ、重量感が顕著に落ちた。

ブルガリアは韓国戦で自国リーグで12ゴールを記録しているカムブロフ(ロコモティフ・プロフディフ)と青少年代表チームの主力FWガルゴロフ(CSKA・ソフィア)を前面に出す予定。



金尙浩 hyangsan@donga.com