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[社説]「趙舜衡民主党」、国会正常化に乗り出すべき

[社説]「趙舜衡民主党」、国会正常化に乗り出すべき

Posted November. 30, 2003 23:21,   

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民主党で新しく選出された趙舜衡(チョ・スンヒョン)代表が就任の一声で速やかな国会正常化を求めて、4党代表会談を提案したのは適切なことだ。趙代表は今日各政党を訪問して、この問題について議論するという。今の政局は盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領側近の不正疑惑特別検事(特検)法案の拒否による大統領府とハンナラ党間の反目がさらに増している形だ。新しくスタートした民主党が最優先すべきことはこうした激しい対置状況を解決して、国会を正常化させることだ。「趙舜衡民主党」に対する国民の期待も他ならぬそこにあるはずだ。

昨日民主党の常任中央委員会は「大統領府のやせがまん政治とハンナラ党の横車政治の間で民生政治で勝負する」という駄目押しをしたという。共感する言葉だ。民主党はたとえ「第2野党」とはいえ、正道の政治力を発揮して国会が国のことと国民生活を解決する本来の役割を果たすことに先頭に立たなければならないだろう。

趙代表の指摘どおり、今の状況で至急なことは4党代表が会って国会正常化に合意することだ厳しい時期であるほど政党のリーダーたちが会って懸案に対する解決策を見出さなければならない。お互いに顔を向き合う姿だけでも国民の不安感を和らげることになるだろう。

ちょうどハンナラ党の指導部が民主党の趙代表就任をきっかけに、特検法案を再議することもできるという方向に態度を変えているという。望ましいことだ。重ねて言うが特検法案の再議を通じて自然に国会を正常化することが今の対立政局を解く唯一の方法だ。

国会は今すべきことがあまりにも多い。大統領と院内多数党が国会麻痺の責任をお互いに相手に回して力比べをしている時期ではない。感情が事態を主導する「やせがまんと横車の政治」で国民をこれ以上苦しめてはならない。盧大統領は国会と対立する様相を中止しなければならないし、催代表は断食を終わらせなければならない。2人とも権力や党ではない国民の立場で政治を繰り広げなければならない。