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世帯当たり債務が2921ウォン 9月平均、過去最大

世帯当たり債務が2921ウォン 9月平均、過去最大

Posted December. 04, 2003 22:51,   

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世帯あたり債務が今年9月末現在、平均2921万ウォンとなり、史上最大を記録した。

中央銀行の韓国銀行(韓銀)が4日発表した「第3四半期(7〜9月)中の家計信用動向」によると、金融圏の貸し出しとクレジットカード購買などを合わせた家計信用残額は、同期間中8613億ウォン増加し、9月末現在、439兆9481億ウォンと集計された。

家計信用残額を世帯数で割った世帯当たり債務も9月末現在、3ヵ月前より6万ウォン増加した2921万ウォンだった。家計信用残額と世帯当たり債務が共に史上最大値を更新したのだ。

韓銀が集計した家計信用残額には、金融機関らが回収が難しいと見越して損失処理した債券は含まれておらず、実際の世帯当たり債務は既に3000万ウォンを超えた可能性が高い、と韓銀は推定した。

趙成種(チョ・ソンジョン)韓銀経済統計局長は、「複雑な信用審査のため、銀行貸し出しを受けにくくなった人々がセマウル金庫と信用協同組合(信協)、農水協の単位組合など庶民金融機関から多額の貸し出しを受けたことが影響をおよぼした」と説明した。これら庶民金融機関は貸出金利が相対的に高いため、信用不良者は減少しにくいものと予想される。

9月末現在、個人が農水協の単位組合と信協、セマウル金庫などから借りたお金は6月末比4兆9058億ウォン増えた。



朴賢眞 witness@donga.com