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盧政権スタート後、平均一日1件の籠城

Posted December. 08, 2003 23:16,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権下で一日平均1件以上社会的な関心を集めるような籠城が起きたものと調査された。過激な占拠籠城も、平均5日に1件程度発生した。しかし、過激な座り込みは成功率が相対的に低いことがわかった。

これは、東亜(トンア)日報の取材チームが、盧大統領の就任から11月30日まで起きた座り込みを全数調査した結果だ。籠城は、警察などの関係機関で公式集計が行われていないため、今回の調査ではマスコミに取り上げられたすべての籠城を検索して母集団に使用した。

調査を行った279日間(2月25日〜11月30日)、計328件の籠城がマスコミに報じられた。一日平均1.18件、すなわち毎日1件以上の注目される座り込みが発生した形だ。

328件のうち、半分近い160件(48.8%)が目的を達成できなかったのに対し、要求事項を貫いた座り込みは100件(30.5%)だった。68件(20.7%)は、現在進行中もしくは目的が達成するかどうかがまだ決まっていないものだ。

大部分の籠城が労組事務室、宗教機関などで行われたが、街頭占拠、相手側の事務室占拠など、人に被害を与える過激な占拠籠城も62件で全体の約5分の1(18.9%)を占めた。

これらの過激占拠籠城など、半分を超える35件(56.5%)が目的を達成できず、成功した籠城は16件(25.8%)と調査された。

高麗(コリョ)大学・社会学科の趙大鎏(チョ・デヨプ)教授は「盧政権下で自己表現の欲求が広がり、座り込みが大きく増えたが、これを合理的に調整するメカニズムがないため過激籠城が頻繁になっている。過激籠城は交渉の余地を減らし、相手側が受け入れられないようにする場合が多いため、失敗する確率が高い」と述べた。



金善宇  sublime@donga.com jarrett@donga.com