政府は10日、イラク増派過程で韓国に対するアラブ圏の友好ムードを作り上げるため、15の湾岸諸国をいくつかの圏域に分けて高官レベルの代表団を派遣し、今回の派兵が平和と復興支援を目的にしているということを積極的に説明することにした。
政府はまた、イラク内の派兵地域が決まれば、該当地域の主な部族長と宗教指導者など、影響力のある要人とイラクの高官を韓国に招待し、派兵の趣旨を説明する方策も進めることにした。
これと関連し、尹太瀛(ユン・テヨン)大統領府報道官は同日の定例ブリーフィングで「3日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は外交通商部、国防部、国政広報処、企画予算処、国家情報院、国家安全保障会議(NSC)の関係長官が出席したなかで関係長官会議を開き、このような方策を立てた」と説明した。
政府はアラブ圏の首脳および閣僚、各界の要人、有力ジャーナリストを韓国に招請すると同時に、政府の代表ホームページ「Korea.net」にアラビア語の電子ブックコーナーを新設することにした。
金正勳 jnghn@donga.com