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プロバスケ、ベテランたちの体力管理

Posted December. 11, 2003 23:37,   

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「流れる歳月を止めることができれば」

いつの間にか30代になってしまった。朝と夕方にはもう昔の体ではない。といっても年のせいにばかりにはいられない。

プロバスケットボール最高齢選手の許栽(ホ・ジェ、38、TG)。監督といってもおかしくない年。誰よりも長い間コートを走る彼の健康の秘訣は蛇湯。中学時代からお父さんが準備してくれた補藥を飲んでもう20年目になる。今シーズンにも行き着けの京畿道楊平龍門寺(キョンギド・ヤンピョン・ヨンブンサ)近くの店で「いいもの」を選んで一ヶ月間欠かさず飲んだ。

「小さい時にはただちに効きましたが、この頃は遅いですね。仕方ないでしょう。」

シーズンの間許栽は1日に1食だけ食べる。体が重いといって朝と昼食は抜かす。それで夕食は栄養素を十分摂取するようきちんとメニューを選ぶ。 原州(ウォンジュ)の宿舎にいるときはチムジルバンによく行って疲れをほぐす。おばさんたちとおしゃべりをしていればストレスも解消される。

許栽の次に年の多いカン・ドンヒ(37、LG)はご飯が補薬。妻が健康に気を使ってくれる同僚とは違ってシングルの悲しみもあるのか、生まれつきの強い体力で別に薬は要らない。毎食お代わりしてご飯をきちんと食べれば力がみなぎる。また疲労回復には睡眠が最高。試合のない日には10時間以上も寝る。

ところで12も年下の後輩が体のことを思って紅参とウナギ汁を飲むのを見たせいか、最近体力が大きく下がったといって空腹に人参を丸ごとかじる。

「ランボシューター」のムン・キョンウン(32、電子ランド)の富川(ブチョン)宿舎の部屋は「移動薬屋」。普段細かい負傷が多く体力が足りなくて一気に4〜5種類の薬を飲む。丸薬になっている漢方薬を水なしで1日3回飲み、膝にいいといわれる鯨の軟骨抽出物、ビタミン、関節炎薬もある。薬があまりにも多くて飲み忘れるときも多いという。

「コンピューターガード」の李相旼(イ・サンミン、31、KCC)は普段補薬とともに最近テレビで知った月見草の種油とクロレラを飲む。運動で疲れた体をほぐし腸機能改善にも効果があるという。他の選手とは違って20分くらいサウナに入れば体がほぐされるという特異な体質。李は「もはや許栽、カン・ドンヒ先輩のような年になったみたい」と話す。



金鍾錫 kjs0123@donga.com