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金雲龍議員、家宅捜索で150万ドル発見

金雲龍議員、家宅捜索で150万ドル発見

Posted December. 19, 2003 23:21,   

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ソウル地検特殊2部(蔡東旭・部長検事)は、国際オリンピック委員会(IOC)副委員長である金雲龍(キム・ウンヨン)民主党議員が、自宅の金庫と銀行の貸与金庫などに保管してきた150万ドル相当の外貨を差し押さえたと、19日明らかにした。

検察の関係者は「10日金氏の自宅と貸与金庫などを家宅捜索する過程で、100万ドル相当の米貨が見つかり、造成の経緯と出所を調べている。ユーロ貨と円貨など、他の外貨まで合わせれば、発見された資金の規模が150万ドルにのぼる」と述べた。

検察は、金氏と周辺人物などの仮借名口座に対し、広範囲な追跡作業を行っている。

検察は、特に00年9月オーストラリアのシドニー夏季五輪が終わった後、IOCが世界テクォンド連盟に配当した収益金300万ドルのうち、一部を金氏が流用した疑惑についても取り調べている。

検察はまた、金氏が01年ころ大韓体育会長と大韓オリンピック委員会(KOC)委員長を務めながら、大韓カヌー連盟会長とKOC委員を務めたアディダスコリア(株)会長の金ヒョンウ氏にアディダス製品の納品およびKOC委員の専任の見返りとして、5億ウォン以上の金品を先に要求して受け取ったことを明らかにした。

検察は同月末ころ、金氏を召喚して取り調べてから、容疑が認められれば刑事処罰する方針だ。

これについて、金氏側の関係者は「金議員が北朝鮮のスポーツ界を支援しようとした金と、IOC副委員長で活動して残った外貨を一時保管していただけで、不正な金ではない」と話した。



李相錄  myzodan@donga.com buddy@donga.com