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ガン増加率、男前立腺女甲状腺が1位

Posted December. 21, 2003 23:48,   

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1995年以降、男性には前立腺ガンが、女性には甲状腺ガンが一番大きく増加したことがわかった。

また、昨年最も多く発生したガンは男性の場合、胃ガン、肺ガン、肝臓ガンの順であり、女性は乳ガン、胃ガン、大腸がんの順となった。21日、保険福祉部が発表した「2002年ガン登録事業報告書」によると、昨年全国139病院で、新たに診断したガンの発生件数は9万9025件で、前年比7.7%増加となった。

種類別には胃ガンが全体の20.2%で一番多く、続いて肺がん、肝臓ガン、大腸ガン、乳ガン、甲状腺ガンなどの順だった。

男性の場合は、胃ガン(24%)が一番多く、続いて肺ガン、肝臓ガン、大腸ガン、腎臓ガン、前立腺ガンの順で、前年と同じだった。

それに対し、女性は乳ガン(16.8%)と胃ガン(15.3%)が似ており、次は大腸ガン、甲状腺ガン、子宮頸部ガン、肺ガンなどで、前年に5位だった甲状腺ガンが4位となった。

1995年と比較すると、男性にもっとも大きく増加したガンは△前立腺ガン(211%)△大腸ガン(184%)△肺ガン(124%)などであり、女性は△甲状腺ガン(246%)△乳ガン(199%)△大腸ガン(164%)の順で増えた。

男性の前立腺ガンが大きく増加したのは、老人人口の増加と肉類消費の増加など、西欧式の食生活と関連があり、女性の甲状腺ガンの増加は検診技術の発達によるものと分析された。保健福祉部ガン管理課の安小榮(アン・ソヨン)課長は「95年以降、男女いずれも大きく増加した大腸ガンは来年から胃ガン、乳ガン、子宮頸部ガン、肝臓ガンに次いで、国家ガン早期検診事業に含まれる」という方針を明らかにした。国家ガン早期検診事業に含まれれば、基礎生活保障受給者および健康保険加入者のうち、保険料の賦課基準が下位30%に含まれる人々は、全国のどの病院でも無料でガンの検診を受けることができる。



金東元  daviskim@donga.com