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1世帯あたり負債額3100万ウォン過去最高

1世帯あたり負債額3100万ウォン過去最高

Posted December. 22, 2003 23:12,   

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個人の負債が増え続け、1世帯あたりの借金が3100万ウォンを越え、過去最高となった。

さらに、個人の支払能力も低下傾向であるため、信用破綻が増える見通しである。

22日、韓国銀行(韓銀)が発表した「第3四半期(7〜9月)中の資金循環動向」によると、1世帯あたりの負債額は6月末3092万ウォンから9月末3138万ウォンに増加した。

昨年末に3000万ウォンを越えていた1世帯あたりの負債は、今年3月末3069万ウォン、6月末3092万ウォンと増加する一方だ。

9月末現在、個人、企業、政府の3大経済主体のうち、個人部門の負債(小規模個人企業、民間非営利団体を含む)は6月末に比べ、5兆5000億ウォン増えた472兆6000億ウォンだった。

第3四半期のうち、個人部門の負債の増加幅は第2四半期(4〜6月)の2兆6000億ウォンに比べ、大きく増加した。

また、個人部門の金融資産は総額976兆9000億ウォンで、「負債比金融資産倍率」は2.07だった。この倍率は01年末2.44から昨年末2.09、今年の3月末2.08と下がりつつある。これは、個人の借金返済能力が低下しているということを意味する。

韓銀経済統計局の趙成種(チョ・ソンチョン)局長は「株式など、個人の金融資産を時価で評価できるような資料が不足しており、完全な比較は難しいが、米国の3.45、日本の3.97など先進国と比較すれば、韓国の個人および世帯は能力に比べ負債が多すぎる方だ」と述べた。

一方、9月末現在、すべての経済主体の全体金融資産は4499兆5000億ウォン、負債残高は1275兆2000億ウォンで、昨年末に比べ金融資産は122兆7000億ウォン、負債残高は56兆9000億ウォンがそれぞれ増加した。

また、第3四半期に設備投資は不振だったが、運営資金に対する資金の需要が増え、企業の資金調達は12兆8000億ウォンで、前四半期の9兆2000億ウォンに比べ増加した。



朴重鍱 sanjuck@donga.com