ソウル地裁刑事15単独の金才煥(キム・ジェファン)判事は24日、「盧武鉉(ノ・ムヒョン)を愛する人々の集い(ノサモ)」を「紅衛兵」に比喩して、明桂南(ミョン・ゲナム)氏などノサモ会員5人を侮辱した疑いで起訴されたハンナラ党の朴源弘(パク・ウォンホン)広報委員長に対して無罪を言い渡した。
裁判所は判決文で、「ノサモは政治的性格の集団であるため、ある程度の政治的批判に耐えなければならない」とし「政治的に批判する過程では多少侮蔑的な表現は含まれがちであり、被告人の発言は政治的表現の自由を超えたものとは見られない」と明らかにした。また、裁判所は「明桂南氏などノサモ会員5人が被告人を告訴したが、被告人の発言は告訴人を個別的に名指ししたのではなく、ノサモという団体を相手にしただけで、告訴人の名誉が大きく失墜されたとは見られない」と付け加えた。
朴議員は昨年5月、ネット新聞「オーマイニュース」とのインタビューで「ノサモは中国の文化革命当時の紅衛兵のようで、インチキ宗教に似ている」という主旨の発言をして、ノサモ会員5人から訴えられていた。
金秀卿 skkim@donga.com