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ムーディーズ、韓国の格付け見通し「A3否定的」維持

ムーディーズ、韓国の格付け見通し「A3否定的」維持

Posted December. 24, 2003 23:03,   

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米国の信用格付け会社であるムーディーズは、韓国内ではなお北朝鮮の核危機が消えておらず、韓国の国家信用格付けの見通しを「A3否定的」で維持すると24日、明らかにした。

ムーディーズの韓国担当責任者であるトム・バーン局長は同日、報道資料を通じ「北朝鮮の核危機の不確実性が続いている限り、韓国の信用格付けは上方修正できないだろう。このため、信用格付けの見通しを『否定的』で維持する」と述べた。

ムーディーズは今年2月11日、北朝鮮の核脅威の悪化を理由に信用格付けの見通しを「A3肯定的」から「A3否定的」に、2段階下方修正した。

信用格付けの見通しが「肯定的」であれば、信用格付けが上方修正、「否定的」であれば下方修正される可能性が高く、「安定的」であれば変わらない可能性が高いという意味だ。バーン局長は「国際的な交渉がうまくまとまり、交渉以降に韓国に大きな費用の負担がなければ信用格付けの見通しが『肯定的』に替わる可能性もある。しかし、北朝鮮が核を所有しなくなっても、依然として多くの支援が必要だったり、あるいは崩壊したりする可能性もあり、これは韓国にとって莫大な費用負担になるだろう」と予想した。



金光賢 kkh@donga.com