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メッツのエースは徐在應 米スポーツ誌が評価

メッツのエースは徐在應 米スポーツ誌が評価

Posted December. 25, 2003 23:20,   

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大リーグの最低年俸である30万ドルのルーキー徐在應(ソ・ジェウン、26)が、1100万ドルの大物トム・グラビンを抑え、ニューヨーク・メッツの事実上のエースとしての役割を果たしたと評価された。

米国で発行されている週刊誌『スポーツ・ウィークリー』は25日、今年のシーズン先発投手を「被出塁率+被長打率(OPS)」を基準に評価して、徐在應を全体235人のうち、ランキング48位(0.736)にあげた。一方、同チームのアル・ライターは56位(0.747)、スティーブ・トラックセルは63位(0.765)、グラビンは81位(0.803)にとどまった。

徐在應は、勝数や防御率などで優劣を決める既存の評価方式ではチーム3位だった。トラックセル(16勝10敗、防御率3.78)は、徐在應(9勝12敗、防御率3.82)を全部門でリードしており、ライター(15勝9敗、防御率3.99)は勝数と勝率で徐在應を抜いている。また、CBSスポーツラインはシーズン終了直後に徐在應をトラックセル(34位)とライター(43位)についで、47位にあげたことがある。

しかし、これは同僚打者たちがどれだけ多くの得点をあげて、守備をよくしたかが大きな影響を及ぼす相対的評価基準。これに比べて相手打者をどれほど塁上に出さず、長打を許さなかったかを計算するOPSは、投手の客観的能力を評価する絶対基準と言える。

結局、徐在應は今シーズン、大リーグ全体で計算してもエース級にあたる猛烈な活躍をしたにもかかわらず、二桁の勝利をあげることができない不運を経験したわけだ。

一方、OPS基準によれば、今年最高の投手はサンフランシスコ・ジャイアンツのジェイソン・シュミット(0.566)だった。東洋人の中では、ロサンゼルス・ドジャースの野茂英雄(0.666)が徐在應を抜いて1位(全体17位)だった。朴贊浩(パク・チャンホ、テキサス・レンジャーズ)と金ソンウ(モントリオール・エクスポズ)は50イニング以下71人のCグループで、それぞれ42位と67位にとどまった。



張桓壽 zangpabo@donga.com