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盧キャンプの資金募金に矛先 大統領選挙資金問題捜査

盧キャンプの資金募金に矛先 大統領選挙資金問題捜査

Posted December. 25, 2003 23:20,   

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最高検察庁の中央捜査部(安大煕検事長)は25日、元大統領国政状況室長の李光宰(イ・グァンジェ)氏が昨年の大統領選挙前にサン&ムーン会長の文丙旭(ムン・ビョンオク、拘束)容疑者から1億ウォンを受け取った席に、呂沢寿(ヨ・テクス)大統領府第1附属室行政官とK銀行幹部の金氏が同席していたという関連者の供述を確保して具体的な経緯を調べている。

呂行政官は昨年の大統領選挙前にサン&ムーングル−ムから3000万ウォンを受け取った疑いで最近検の取り調べを受けており、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の高校時代の後輩である金氏は李前室長が文容疑者から受け取った小切手1億ウォンを現金に替えて渡した人物だ。

また、検察は、前サン&ムーングル−ム副会長の金成来(キム・ソンレ、女性、拘束)容疑者から「李光宰氏に500万ウォンを渡すときも、K銀行幹部の金氏が同席した」という供述を確保して、その事実関係と経緯の確認を急いでいるという。

これと関連して検察は、K銀行幹部の金氏が昨年大統領選挙のとき、盧候補キャンプの選挙資金募金に関与したのか、その過程で不法はなかったのかなどを調べている。

検察はこれと共に、李会昌(イ・フェチャン)前ハンナラ党総裁の法律顧問だった徐廷友(ソ・ジョンウ=弁護士=拘束)容疑者を26日に政治資金法違反の疑いで起訴する方針だ。

徐容疑者は、昨年大統領選挙前の11月に三星(サムスン、112億ウォン)、LG(150億ウォン)、現代(ヒョンデ)自動車(100億ウォン)など主要大手企業から計362億ウォンの不法大統領選挙資金を受け取った疑いが持たれている。

検察は徐容疑者を起訴した後でも、徐容疑者が△李前総裁から不法募金の指示を受けたか、募金事実を李前総裁に報告したのか△他の企業からも不法大統領選挙資金を受け取ったのかなどに対する補強調査を続ける計画だ。

また、検察は昨年大統領選挙当時、ハンナラ党の選挙対策本部長だった金栄馹(キム・ヨンイル)議員を29日に再召喚して、不法大統領選挙資金募金への介入、および使途などを調べる予定だ。

大統領側近の不正について、検察は不法大統領選挙資金11億4000万ウォンを受け取った疑いで拘束された安煕正(アン・ヒジョン)容疑者を29日に政治資金法違反の疑いで起訴する予定だ。

また同日、元大統領総務秘書官の崔導術(チェ・ドスル)被告に対してSK以外の他の企業から資金を受け取った疑いを追加で起訴して、盧大統領の長年の後援者であるチャンシン繊維会長の姜錦遠(カン・グムウォン、拘束)容疑者と文容疑者も政治資金法違反の疑いでそれぞれ追加起訴し、側近不正に関する捜査を終えることにした。



吉鎭均 jefflee@donga.com leon@donga.com