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国会、7人の議員に対する逮捕同意案否決

国会、7人の議員に対する逮捕同意案否決

Posted December. 30, 2003 22:38,   

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国会は30日、本会議を開き、検察によって事前拘束令状が出ている7人の国会議員の逮捕同意案に対する票決を実施したが、圧倒的な反対で全員否決処理した。

これでハンナラ党の朴在旭(パク・ジェウク)、朴柱千(パク・ジュチョン)、朴明煥(パク・ミョンファン)、崔燉雄(チェ・ドンウン)、民主党の李訓平(イ・フンピョン)、朴柱宣(パク・ジュチョン)、ヨルリン・ウリ党の鄭大哲(チョン・デチョル)議員の7人は一応拘束は免れるようになった。

しかし与野党の区分なく全員否決された同日の票決結果について、市民団体と検察はもちろん同僚議員の間で、「政界の集団利己主義」、「政治的野合」という批判が高まっており、波紋が広がりそうだ。

同日の票決でSKから不法大統領選挙資金100億ウォンを受け取った崔燉雄議員に対する逮捕同意案は賛成99票、反対133票で否決された。またグッドモーニングシティから4億ウォンの不法政治資金を受け取った疑いで事前拘束令状が請求された鄭大哲議員は賛成71票、反対159票で逮捕同意案が否決された。

これについて参与連帯の金起式(キム・ギシク)事務処長は、「国会議員のあつかましさに国民は驚愕(きょうがく)せざるを得ない。秘密投票の陰に隠れて、汚職議員に味方したことに対して、来年の総選挙で厳しい審判が行われるだろう」と批判した。

民主党の咸承煕(ハム・スンヒ)議員も、「崔燉雄議員のように100億ウォンを受け取った人を不拘束捜査すれば、これから誰を不法選挙資金問題で拘束捜査できるのか」とし、「これを庇護した国会議員の認識に深刻な問題がある」と慨嘆した。

一方、同日国会は柳志潭(ユ・ジダム)中央選挙管理委員長を出席させた中で、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の総選挙発言など関連懸案に対する質問を行う予定だったが、柳委員長が出席しないと通報してきたため、懸案質問自体が霧散した。

国会での票決結果について検察は慎重な反応を示した。崔燉雄議員など5人の議員に対して事前拘束令状を請求していた最高検察庁中央捜査部は、同日逮捕同意案が否決された直後、「慎重に対策を講じる」と語った。



鄭用𨛗 夫亨權 yongari@donga.com bookum90@donga.com