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移動通信各社の競争激化 「携帯電話の番号変更」2日目

移動通信各社の競争激化 「携帯電話の番号変更」2日目

Posted January. 02, 2004 23:11,   

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1月1日から携帯電話番号の移動性制度(携帯電話のサービス会社と関係なく自由に局番を変更できる制度)が開始すると同時に、SKテレコムの加入者3067人が加入を解約した後、011や017の番号をそのまま維持しながら、LGテレコム(019)やKTF(016)に新規加入した。これは移動通信3社を合わせて、1日平均加入者数である400人の約8倍に迫る数字だ。

2日にも約5000人の加入者が解約し、SKテレコムには赤信号が灯っている。その半面、LGテレコムとKTFは、シェア拡大の契機にするため、全職員を営業前線に配置し、総力戦を繰り広げはじめた。

▲番号移動の実態〓1日、事業者変更を申請したSKテレコム加入者は6112人。しかし、開始と同時に、SKテレコム電算網の解約機能に問題が発生し、実際に事業者を変えた申請者は3067人だった。そのうち、KTFに移した加入者は1703人、LGテレコムに変更した加入者は1364人。2日午後4時現在まで、番号を移動した人はKTF2890人、LGテレコム5853人など8700人を上回る。

電算網に障碍が生じると、KTFとLGテレコムは「SKテレコムが番号移動を妨害している」と直ちに非難した。SKテレコム側は「料金精算機能の一部に異状があったうえ、番号移動センターの業務未熟で、認証ができなかった」と釈明した。情報通信部(情通部)とSKテレコムは、非常対策班を稼働して障害修正作業に乗り出し、約2時間半後の午後3時ごろに電算網を正常化した。

▲「カウンター・マーケティング」めぐる攻防〓SKテレコムは、加入解約者にいちいち電話をかけて「14日以内に再び帰ってくれば、別途の費用負担なしに以前の加入状態を維持できる」と案内している。また、以前の加入者の携帯電話に通話連結の際「SKテレコムネットワーク」という案内音声を入れることで、広報を強化している。

KTFとLGテレコム側は「違法な方法で再加入を勧誘したり、通話待機の際に無断で広告を挿入し、消費者の権利を侵害している」とし、通信委員会に提訴することを検討中だ。

▲「無法マーケティング」を予告〓情通部は2日、SKテレコムが申請した約定割引制を、他の事業者より2.5〜21.6%高いレベルで認可した。これによって、各企業間の料金の差が大きく減り、移動通信3社は無限サービスの競争に突入する見通しとなった。

情通部・通信利用制度課の金治東(キム・チドン)課長は「番号の移動性に悪影響を与えるマーケティング行為に対しては、政府レベルで強力に制裁する」との方針を明らかにした。しかし、シェアと株価管理に必死になっている業界の状況から考えるとき、政府の厳しい監督措置がアピールするかどうか疑問視される。



羅成鎏 cpu@donga.com