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「米朝の対立状況に改善」 米紙が米代表団の訪朝を評価

「米朝の対立状況に改善」 米紙が米代表団の訪朝を評価

Posted January. 04, 2004 23:05,   

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米紙ニューヨークタイムズは、北朝鮮が米国代表団の寧辺(ニョンビョン)核施設への訪問を許可したのは、北朝鮮の核問題をめぐる対立状況が改善されつつあることを意味するものだと、2日付で報じた。

同紙は、しかし韓国政府は今回の訪問について「6者協議の開催時期や見通しに影響を与えたりはしないだろう」との見方を示していると付け加えた。

香港のサウスチャイナモーニングポスト紙も、今回の訪朝について、北朝鮮が核問題交渉の妥結に関心を持っていることを示唆するものと解釈でき、したがって、これまで遅々と進まなかった交渉に、大きな扉が開く可能性があるとの見解を示した。

しかし、米ロサンゼルスタイムズ紙とNBCテレビは3日、専門家らの話として「北朝鮮の本音は、核開発の進展状況をアピールし、6者協議での立地を強化しようとするものとみられる」と伝えた。むしろ、北朝鮮が米代表団の訪朝を政治的に利用する可能性があるとのこと。

NBCテレビは、また、中国が北朝鮮に米代表団の訪朝を許可するよう圧力を加えた可能性があり、11月の大統領選を控えて、ブッシュ米大統領は北朝鮮の核問題が浮き彫りになるのを防ぐため、訪朝を阻止しなかったのだろうと解釈した。

同テレビは、同代表団が訪朝を通じてどれだけ有用な情報を得られるかは未知数だが、北朝鮮と、いかなる方式でも接触を維持するのは核実験を抑制するうえでプラスになると付け加えた。

一方、米国務省のアラーリ副報道官は、2日「訪朝代表団は、米国の正式な代表団ではなく、米政府はこれと何らの関連がない」としたうえで「米政府は、これらの北朝鮮訪問について、支援したり反対したりしない」と語った。

共同通信は、米代表団は6日から10日にわたって北朝鮮を訪問した後、ソウルと東京を相次いで訪問し、訪朝結果について説明する予定だ配信した。



havefun@donga.com