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ハンナラ党の崔燉雄、朴在旭議員 逮捕

Posted January. 12, 2004 23:22,   

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「大統領選挙資金不法募金事件」を捜査中の最高検察庁中央捜査部(安大煕検事長)は12日、三星(サムスン)などの大企業から400億ウォン台の不法大統領選挙資金を受け取るのに介入した疑いなどで、ハンナラ党の崔燉雄(チェ・ドンウン)議員を逮捕・収監した。

事前拘束令状が請求された崔議員はこれに先たち同日、検察に出頭し、令状実質審査をあきらめた。

大学公金107億ウォンを横領した疑いで事前拘束令状が請求されたハンナラ党の朴在旭(パク・ジェウク)議員も同日、大邱(テグ)地検特捜部によって逮捕・収監された。

朴議員は1996年から02年10月まで、自分が運営する慶尚北道慶山(キョンサンブクド・キョンサン)にある大学の校費を横領した疑いで事前拘束令状が請求され、同日、大邱地方裁判所で令状実質審査を受けた。また、最高検察庁中央捜査部は同日、大宇(デウ)建設などが政界に不法資金を提供した手がかりとなる資料をソウル地検から入手、捜査に取り掛かった。

検察は02年大統領選挙当時、盧武鉉(ノ・ムヒョン)候補キャンプの選挙対策委員長を受け持っていたヨルリン・ウリ党の鄭大哲(チョン・デチョル、拘束)議員がグッドモーニングシティの分譲代行社であるヌーボーコリアの他に、大宇建設の協力社であるハイテクハウジングと3、4の他企業から数億ウォン台の不法大統領選挙資金を受け取った情況をつかみ、捜査中だ。

検察はまた、盧候補選挙対策委の総務本部長を勤めたヨルリン・ウリ党の李相洙(イ・サンス)議員を今週中に召還して調査する方針だ。検察は三星、LG、現代(ヒョンデ)自動車、SKの4大企業がハンナラ党以外に、盧候補キャンプにも不法大統領選挙資金を提供した可能性にも重点を置いて、同企業らの関係者を相手に詳しく捜査を行っている。

検察は旧正月の連休明け、李鶴洙(イ・ハクス)三星構造調整本部長と姜庾植(カン・ユシク)LG構造調整本部長らを召還して刑事処罰の程度を決めることにした。

検察は安煕正(アン・ヒジョン)容疑者が昨年3〜8月に受け取った6億ウォンに対する口座を追跡した結果、一部資金が「当選祝い金」の名目で提供された事実を確認したが、安容疑者が金の出処に対して黙秘権を行使しており、捜査に差し支えが生じていると明らかにした。

検察はまた、三星グループがハンナラ党に渡した大統領選挙資金152億ウォンの中、現金40億ウォンは党に振り込まれたが、112億ウォンの債券は党に振り込まれなかった点に注目し、同債券が個人的に流用された可能性などに対しても調査中だ。



鄭榕均 jefflee@donga.com cavatina@donga.com