韓国研究陣が「血が腐る」難病の敗血症の治療物質を見つけた。
翰林(ハンリム)大学医学部天然医学研究所のソン・ドングン、ホ・ソンオ教授は12日、「敗血症の治療に卓越した効果を持つ物質を見つけ、その作用メカニズムを解明した」と述べた。研究結果は12日に発行された世界的な医学雑誌「ネイチャーメディソン」で発表された。
敗血症は細菌が血に入って繁殖することによって人体の免疫機能を落とす疾患で、30〜50%の高い死亡率を示している。汚染した魚介類を生で食べた時に感染するビブリオ敗血症がよく知られている。
ソン教授とホ教授は脳を研究していたところ、LPCという体内物質が脳細胞を保護していることを発見し、これに着目して敗血症に関する研究を始めた。両教授がLPCを敗血症にかかったラットに投入したが、10日間で90%の高い生存率を示した。
ホ教授は「血液には細菌を除去する免疫細胞があるが、LPCはこの免疫細胞の機能を増加させ、敗血症にかかったときの生存率を高める」とし、「従来の治療剤よりはるかに大きな効果を持つ敗血症治療剤を開発できるものと期待している」と述べた。
敗血症治療剤市場は現在10億ドル規模で、2011年には約40億ドルに成長するものと予想される。
今回の研究はバイオベンチャーのバイオシナーゼンと共同で行われ、科学技術部フロンティア事業の脳機能の活用及び脳疾患治療技術開発研究事業(団長金キョンジン)の支援を受けておこなわれた。
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