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姜三載被告「安風の真相公開で苦悩」陳述

姜三載被告「安風の真相公開で苦悩」陳述

Posted January. 16, 2004 23:23,   

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国家安全企画部(安企部、現・国家情報院)の予算を選挙資金として不法支援したという、いわゆる「安風事件」と関連し、ハンナラ党の姜三載(カン・サムジェ)議員は16日、「真実を明らかにするかどうか深刻に悩んでいる」と打ち明けた。

姜議員は同日午後、ソウル高裁刑事7部(盧栄保部長判事)の審理で開かれた同事件の抗訴審公判で、「真実を明らかにするか、すべてを胸に抱えて監獄へ行くか、深刻に悩んでいるところだ」と言い、「次の裁判まで時間がほしい」と裁判部に要請した。

このため、関心を集めていた金泳三(キム・ヨンサム)元大統領に対する証人申請はこの日、なされなかった。

姜議員は弁護人尋問を通じて、「当時、お金をもらって選挙に使ったことは認めるが、そのお金は安企部の予算ではなく政治資金だった」と繰り返し主張した。

姜議員側の弁護人はまた、「厳三鐸(オム・サムタク)元安企部基調室長がマスコミとのインタビューで、『使い終わって残った安企部の予算を引き抜くことは不可能だ』と言ったことがある。常識的にも1000億ウォンに近い安企部の予算が不法に使われるのは不可能だ」と主張した。

しかし、同日、証人として出席した当時の安企部の支出官の金氏は、検察新聞を通じて、「金己燮(キム・キソプ)当時基調室長の指示で、1197億ウォンを政策事業費の名目で安企部の口座から引き出して姜議員に渡した」と証言した。

金氏はまた、「そのお金は1995年、支出官に任命された後、前任者から未執行で残った予算と利子など500億ウォン前後の資金を渡してもらったのに加え、追加で発生した利子などで造成された資金で、それを姜議員に渡したのだ」と言った。

一方、裁判府は最近のマスコミの報道に関し、「裁判府はマスコミの報道に影響されないことを約束する。事件の当事者たちは利害関係によって自分の発言がマスコミに報道されないよう気をつけてほしい」と述べた。

次の公判は2月6日午後2時だ。



金秀卿 吉鎭均 skkim@donga.com leon@donga.com