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故郷に向かって、高速道路も浮き浮き

Posted January. 20, 2004 23:01,   

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旧正月の大型連休を前にした20日から、延べ3908万人と推算される「民族の大移動」が始まった。

同日午後から本格的な帰省が始まり、全国の高速道路と国道には延び延びと長蛇の渋滞が生じており、ターミナル駅などは多くの人出となった。

帰省車両が急に増え出した20日午後1時から、京釜(キョンブ)高速道路の釜山(プサン)行きの漢南(ハンナム)大橋〜笠場(イプチャン)サービスエリア66km区間と天安(チョンアン)〜竹岩(チュクアム)36km区間で渋滞の車列が続いている。

また、中部(チュンブ)高速道路の南二(ナムイ)行きで西鋻州(ソチョンジュ)〜南二8km、下南(ハナム)〜光州11km区間での車両は、のろのろ運転を強いられており、永同(ヨンドン)高速道路の江陵(カンヌン)行きで西倉(ソチャン)〜安山(アンサン)分岐点17.4km、軍浦(クンポ)〜新葛(シンガル)17.8km、麻城(マソン)〜龍仁(ヨンイン)8km区間でも深刻な渋滞が続いた。

西海岸高速道路は、木浦(モクポ)行きで雲山(ウンサン)〜海美(ヘミ)6km、松嶽(ソンアク)〜南唐津(ナムダンジン)14km、金川(クムチョン)〜西平澤(ソピョクテク)47.9kmの渋滞がひどかった。

同日昼12時24分ころ、京釜高速道路の竹岩サービスエリア周辺と午後2時5分ころ、石溪(ソクケ)周辺で乗用車の衝突事故が相次いで発生し、この一帯の交通混雑がさらに激しくなった。

韓国道路公社は21日午前8〜11時に、帰省車両が一気に首都圏を離れ、同日午後から渋滞がピークになるものと予想しており、帰京ラッシュは23日午後5時以降から本格化するものと展望した。

道路公社は「20日1日間車両31万台が、21日には32万3000台くらいが高速道路を利用し、首都圏を抜けるだろう。23日には30万8000台、24日には29万8000台が帰京するだろう」と予想した。

建設交通部は同日「今年の元日連休期間(20〜26日)の高速道路利用車両は、昨年より6%増加した延べ2038万台にのぼる」と展望した。

一方、厳しい寒さが正月連休と重なり、故郷を訪れる帰省客の足に大きな影響が予想される。特に、忠鋻(チュンチョン)、湖南(ホナム)、濟州(チェジュ)、鬱陵島(ウルンド)地方は、21、22日気温が氷点下10度前後に低下する上、雪まで降るものと予報され、帰省客はとくに凍りついた道路に注意すべきものとみられる。

気象庁は「本格的な帰省ラッシュ」を迎える21日とお正月の22日は、忠鋻、湖南大部分の地域で雪が降り、朝の最低気温が氷点下10度まで落ちると予想されるため、ドライバーたちは、運転に格別な注意が必要だ」と呼びかけた。

厳しい寒さのため、乗用車で故郷を訪れる人々が増え、今年は昨年のお正月連休に比べ、高速道路の利用車両が6%増加した2038万台にのぼるものと、韓国道路公社側は予想した。

お正月の連休中に、西海と東海(日本海)で津波が最大4m超と予想され、船便を利用する帰省客も不便を強いられるものとみられる。

連休の最初日である21日、ソウルの朝の気温は氷点下11度まで下がり、お正月の22日にはソウル氷点下13度、春川(チュンチョン)氷点下16度まで低下するなど、今年に入って一番寒い天気が予想される。

寒さは連休の最終日である23日と週末の24日まで続いてから、日曜日の25日昼から次第に緩和するものと予報された。

しかし、帰京客たちが殺到するものとみられる24日と25日、忠鋻、湖南地方を中心に再び雪が降るものとみられ、帰京の足の混雑が予想される。