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大統領選挙資金の聴聞会、3党の思惑にミゾ

大統領選挙資金の聴聞会、3党の思惑にミゾ

Posted January. 26, 2004 23:02,   

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「盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の側近不正疑惑」に対する各党の立場には「3党・3色」と言えるほど開きがある。まずハンナラ党は26日、聴聞会の推進方針を再検討する方針を明らかにした。

ハンナラ党の崔秉烈(チェ・ビョンリョル)代表はこの日、同党の常任運営委員会議で「聴聞会を提案した民主党が関連資料をどれほど確保しているのかを調べた後、聴聞会の推進問題を決めなければならない」と語った。これは、聴聞会を通じてハンナラ党の巨額の選挙資金不正イメージが蒸し返される可能性が高いという判断によるものだ。

また、金武星(キム・ムソン)議員は「今、重要なのは相手の大統領選挙資金の規模を掘り起こすことではない。徹底した自己反省を通じて変わろうとする姿を見せるべきだ」と話した。

崔代表はこの日、国会・法制司法委員会幹事の金容鈞(キム・ヨンギュン)議員に、民主党が盧大統領側の大統領選挙資金不正に関する資料をどれほど確保しているかを把握するよう指示した。

民主党はこの日、常任中央委員会議を開いて、検察の捜査が不十分で偏っているため、聴聞会が不可避だという立場を再確認した。

また、大統領府とヨルリン・ウリ党が総選挙向けの政略だと責めていることに対して、「政治的攻勢のレベルではなく、国民的な疑惑を解消するためのものだ。自分たちが対象なのに、聴聞会を避けようとするのは真実を隠ぺいするということにほかならない」という論理で対立している。

同党の張誠源(チャン・ソンウォン)政策委議長は「聴聞会はすでに明らかになった事実を政治的攻勢のレベルで二番煎じするために開くものではない。高級情報を手に入れて新しい疑惑を解明するのに党の力を集中するつもりだ」と話した。

聴聞会の証人たちも、すでにマスコミを通じて報道された人物ではなく、新しい人物を中心に採択するという。

一方、ウリ党は26日、ハンナラ党と民主党の聴聞会推進について「犯罪を隠ぺいするためのハンナラ党と民主党の連携」としながら強く批判した。

鄭東泳(チョン・ドンヨン)議長は、常任中央委員会議で「ハンナラ党と民主党が聴聞会を推進するのは、ウリ党に集まった国民的関心を分散させようとする党利党略そのものである」と批判した。