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辛卿植議員の事前拘束令状を請求 選挙資金不正疑惑

辛卿植議員の事前拘束令状を請求 選挙資金不正疑惑

Posted January. 28, 2004 23:21,   

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大統領選挙の不法資金疑惑を捜査している最高検察庁中央捜査部(安大熙部長)は28日、ロッテから違法な資金10億ウォンを受け取った容疑で、ハンナラ党の辛卿植(シン・ギョンシク)議員に対する事前拘束令状を請求した。検察は29日、民主党の朴炳潤(パク・ビョンユン)議員とハンナラ党の朴尚奎(パク・サンギュ)議員を召喚し、企業から数億ウォン相当の不法資金を受領した疑いについて取り調べた後、令状請求の如何を決定することにした。

ソウル地裁は同日、政治資金法違反の容疑で事前拘束令状が請求されたハンナラ党の徐鋻源(ソ・チョンウォン)議員とヨルリン・ウリ党の李相洙(イ・サンス)議員に対する令状実質審査を行った。

検察によると、ハンナラ党選挙企画団長だった辛議員は02年12月初め、ソウル小公洞(ソゴンドン)ロッテ・ショッピングの地下駐車場で、ロッテホテル経営管理本部の辛東仁(シン・ドンイン)社長から選挙資金名目でそれぞれ現金5億ウォンの入った鞄2つを受け取った疑い。

検察は、辛議員がこの資金を党本部に渡していない事実を確認しており、資金を流用している可能性が大きいと見て使途を調べている。

検察は、ロッテグループが系列会社を通じて助成した数十億ウォンの秘密資金の一部が盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領候補の選挙キャンプなどに流れた可能性があると判断し、捜査を拡大している。

一方、検察は、大統領選当時、盧候補の選挙キャンプが100億ウォン台の不法資金を受け取ったという疑惑を提起した民主党に対し、それを裏付ける資料の提出を公式要請している。



丁偉用 viyonz@donga.com jefflee@donga.com