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世界的な独・研究所、韓国にR&Dセンター設立

世界的な独・研究所、韓国にR&Dセンター設立

Posted January. 29, 2004 23:01,   

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世界的な産業工学研究機関であるドイツのフラウンホーファー(FhG)が、韓国に研究開発(R&D)センターを設立する。情報通信部(情通部)が29日、明らかにした。

情通部によると、30日、ソウル世宗路(セジョンロ)にある情報通信部で、陳大済(チン・デジェ)情報通信部長官とFhGの研究所長、在韓ドイツ大使らが参加し、了解覚書(MOU)を結ぶという。

FhGは、ソフトウェア・エンジニアリング、レーザー技術、毒物研究などおよそ60の傘下研究所と1万3000人余りの研究員を擁する総合研究グループ。マックスプランク、ヘルムホルツ、ライプニッツなどとともにドイツの4大研究機関に挙げられる。1年間の研究予算は10億ユーロ(約1兆5000億ウォン)。

韓国にR&Dセンターを設立する研究所はこのうちFhG・IGD。コンピューターグラフィック専門研究所で、韓国ではバーチャル・リアリティーを利用した部品製作とマルチメディアコンテンツの情報セキュリティー及び著作権保護などを研究するものとみられる。

FhG・IGD側は10人程度の研究員を韓国に派遣して、韓国電子通信研究院(ETRI)及び企業・大学研究員たちと共同で研究を進める計画だ。FhG・IGD側が人件費と機材費用の一部を負担し、政府が今後4年間で最高200億ウォンを支援する条件だ。現代(ヒョンデ)自動車、三星(サムスン)電子、三星重工業などが参画意思を表明しているという。



羅成鎏 cpu@donga.com