米、「リビアのミサイル、北朝鮮ノドンに酷似」

米国はリビアの弾道ミサイルが北朝鮮の「ノドン・ミサイル」に非常に似ていることを確認したという。共同通信が３０日、米政府当局者の話としてワシントン発で報じた。

米政府は、大量破壊兵器（ＷＭＤ）の放棄と解体を宣言したリビアのスカッドミサイル誘導装置を、２７日、米国内に持ち込み、専門家を動員して精密に分析中だ。共同通信が伝えたところによると、米政府当局者の今回の発言は、リビアが短距離弾道ミサイル「スカットＣ」を開発した当時北朝鮮が技術を提供したという専門家らの主張を裏付けるものだ。

同通信は、これによって米国は北朝鮮に核開発計画の完全な放棄とともに、運搬手段であるミサイル開発も放棄するよう、圧力を強化することが確実視される、と伝えた。

また、バウチャー米国務省報道官が３０日、米国は、北朝鮮が先端ミサイル技術の購入を提案したことと関連、ナイジェリア政府がそれを受け入れたかどうかを早期に確認する計画だという。

同報道官は「ナイジェリア政府と接触すれば、この問題についての米政府の立場を、明確に表明できるようになるだろう」と話した。

朴元在 parkwj@donga.com