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巨額投資誘致の大統領親戚、金監院が調査・報告

巨額投資誘致の大統領親戚、金監院が調査・報告

Posted February. 01, 2004 23:29,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の実兄・健平(ゴンピョン)氏の義弟ミン・ギョンチァン(44、金浦プルンソル病院院長)氏が「ファンド」を通じて650億ウォンの資金を集めた疑惑と関連し、金融監督院(金監院)がミン氏を調べて大統領府にその結果を通報したことが分かった。

しかし、この過程で金監院と大統領府がどちらも調査結果について黙っていることから、野党が検察に即刻捜査するよう求めるなど、波紋が広がっている。

李永鎬(イ・ヨンホ)金監院副院長補は、「先月30日午後、申海容(シン・ヘヨン)金監院資産運用監督局長がミン氏にソウル市内で会って調査した。調査内容は大統領民情首席秘書官室に伝えられた」と1日、明らかにした。

しかし、李副院長補は具体的な調査内容については、「ミン氏の話を聞いただけであり、答弁の内容に対する事実確認作業を踏んでいないので公開できない。大統領府で近くまとめて発表するだろう」とつけ加えた。

尹太瀛(ユン・テヨン)大統領府報道官は、「まだ調査が終わったわけではない。(処理結果は)調査結果を踏まえて大統領府ができることを判断するだろう」と述べた。

金監院は今度の調査でミン氏を相手に650億ウォンの投資資金を保有しているかどうかや、資金の募集過程、資金誘致の目的、投資しているかどうかなどを調べて、ミン氏は自分の資金募集を公開した週刊誌とのインタビュー・レベルの答弁をしたものとされる。

ハンナラ党は同日、ミン氏に対する検察の緊急捜査を促した。朴振(パク・ジン)ハンナラ党スポークスマンは論評を通じて、「独自調査を行ったとする大統領府が黙っているため、疑惑が膨らんでいる。検察はミン氏の身柄の確保はもちろん、ミン氏の自宅や事務室などを押収捜索して、関連口座を追跡しなければならない」と促した。

同党の崔秉烈(チェ・ビョンヨル)代表も記者懇談会で、「こんなに短い期間に根も葉もないファンドに650億ウォンが集まったというのは正常なことか。4日に予定されている国会の党代表演説でこの問題について話したいことがある」と述べ、攻勢を強化する考えを示した。



朴賢眞 李明鍵 witness@donga.com gun43@donga.com