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ロシア、対韓半島外交ラインを全面交代

Posted February. 01, 2004 23:29,   

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ロシュコフ次官の率いるロシア外務省の対韓半島外交ラインが全面交代する見通しだ。

最近外交通商部の北米局を中心に、北朝鮮核問題担当ラインを一部交代した韓国や、2月中旬までに韓半島ラインの交代をすべて終えるという中国を考慮すれば、次回6者協議を控え、韓、中、露の韓半島ラインが大幅に変わることになる。

モスクワのある外交筋は31日、「北朝鮮の核をめぐる6者協議の首席代表であるロシュコフ亜州担当次官が、今月中に駐日大使に赴任する予定だ」と伝えた。00年から亜州地域を担当してきたロシュコフ次官は、昨年北朝鮮核問題が大きくなるや、プーチン大統領の特使として北朝鮮を訪問して金正日(キム・ジョンイル)総書記と会うなど、北朝鮮核と韓半島問題を担当してきた。

後任には、アレクセイエフ駐欧州安保協力機構(OSCE)代表部大使やパノフ駐日大使が挙がっている。

ロシア外務省は、近く亜州第1局副局長と空席の韓国課長も新たに任命する予定だ。ティモニン現駐韓大使館公使とマチェゴラ前釜山(プサン)駐在領事が新たに対韓半島ラインに配置される模様だ。

中国は、6者協議代表の王毅・韓半島担当副部長を駐カナダ大使に、傅瑩・アジア局長を駐オーストラリア大使に内定した状態。王毅副部長の後任には、韓国大使を歴任した武大偉・駐日大使の名が挙がっており、一線の交代は今月中旬までに終了する見通しだ。

中国はさらに、昨年10月に、韓半島専門家である寧賦魁・カンボジア大使を外交部北朝鮮核担当大使に任命し、寧大使の下に「韓半島核問題担当室」という機構を新設した。ここに現在韓半島関連職員5人が常駐し、近く8人に増員するという。

韓国も、協議代表の李秀赫(イ・スヒョク)外交通商部次官はそのままだが、北米局長は早期に金塾(キム・スク)外交安保研究員米州研究官に交代する見通しだ。

米国も、昨年12月にジョセフ対北朝鮮交渉担当特使を任命し、国防総省のジョンーズ韓半島担当をホワイトハウス安保会議(NSC)アジア太平洋担当補佐官に内定するなど、一部の陣容を変えた。



金起顯 金正眼  kimkihy@donga.com credo@donga.com