Go to contents

三星火災、現代キャピタルに逆転勝ち 男子バレー

三星火災、現代キャピタルに逆転勝ち 男子バレー

Posted February. 02, 2004 00:47,   

한국어

第1セット22対13。「茶色の爆撃機」、申珍植(シン・ジンシク、三星火災)がコートに入ると、観客席は歓呼の声で満ちあふれていた。肩の負傷が完全に治らなかったので、攻撃の代わりに守備を務めていた申珍植は24対17のところで足元に落ちてくる相手チームのチャン・ヨンギのサーブを逃した後、すまない表情を見せた。

現代(ヒョンデ)キャピタルのサーブは引き続き、申珍植に向かい、レシーブの不安で20点まで奪われたが、三星(サムスン)火災は金サンウの速攻で第1セットをやっと勝ち抜いた。

三星火災が余裕をもたせた代償は大きかった。その後、組織力が崩れ、敗北の門前まで引きずられていったため。

2日、亀尾(グミ)にある朴正熙(パク・ジョンヒ)体育館で行われたKT&G主催のVツアー2004年バスケットボール大会の男子部A組。三星火災は現代キャピタルとフルセットまでいく接戦のすえ、3対2で勝ち、冬の実業リーグで63連勝を獲得し続けた。

腰の負傷による金世鎮(キム・セジン、ライト)の欠場と体調の不具合によるソク・ジンウクの先発不出場で、三星火災はパスの流れが悪く、相手チームの高いブロッキングの壁にぶつかり、第2、3セットを23対25、22対25で敗れ続けた。

ところが、危機の時こそ強くなるのが三星火災の強み。ソクがバックで相手の強打をクリアし始めると、それを待っていたかのように、張秉哲(チャン・ビョンチョル、27点)が強打を打ち続けた。これに加え、金サンウ(12点)と申宣浩(シン・ソンホ、13点)の速攻とブロッキングまで効き、ゲームの流れは瞬時に変わり、25対19で第4セットを勝ち取った。

セットスコア2対2でバランスをもたせた三星火災は第5セットで最初7対10でリードされたが、申宣浩の連続得点で1点の差で追いついた後、相手チームの方新奉(バン・シンボン)、権寧鏜(グォン・ヨンミン)の連続ミスでゲームの流れを覆した。

現代キャピタルの朴チョルウの強打がコートを外れて、第5セットも15対10で勝利。現代キャピタルとしては獲得同然だった勝利をミスで逃した。

◆2日の戦績

△男子部A組

三星火災 3対2 現代キャピタル

(1勝)      (1敗)



金尙浩 hyangsan@donga.com