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全斗煥氏の次男、疑惑資金で取り調べ

Posted February. 05, 2004 23:08,   

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最高検察庁の中央捜査部(安大熙検事長)は、約130億ウォンの資金を管理してきた全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領の次男・在庸(ゼヨン)氏を5日午前召喚し、資金の出所と使途などについて取り調べた。

検察は特に、このカネが全元大統領が隠してきたと推定される秘密資金の一部なのかを集中調査した。

在庸氏は、これについて「01年亡くなった母方の祖父(李キュドン氏)からカネを受け取った」と供述したものとされる。検察は、在庸氏の供述を信頼していない。

検察は01年に偽名口座に入金された100億ウォン前後の国民住宅債券を含めた130億ウォン程度の秘密資金が、全元大統領の秘密資金と確認された場合、このカネを全額没収・追徴する方針だ。

検察は、カネの出所が究明できなくても在庸氏が正常なやり方で、130億ウォンという巨額を集める能力がないということを考慮し、贈与税の申告漏れの疑いで刑事処罰することを積極的に検討している。

在庸氏は同日午前10時、ソウル瑞草区瑞草洞(ソチョク・ソチョトン)最高検庁舎に出頭するため、1997年に生産中止となった中古のコンコード乗用車を利用して目を引いた。

在庸氏は、帽子を眉の辺りまで深くかぶった格好で、裏資金の出所などを聞く取材記者たちの質問を背中に浴びながら、口を硬くつぐんだまま調査室へ向かった。



丁偉用 viyonz@donga.com jefflee@donga.com