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閔氏の653億ウォン募金、実体はあるのか

閔氏の653億ウォン募金、実体はあるのか

Posted February. 06, 2004 23:26,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の姻戚である閔景燦(ミン・ギョンチャン)氏の653億ウォン募金疑惑事件を捜査中の警察は6日、閔氏に対して特定経済犯罪加重処罰法上の詐欺容疑で拘束令状を請求した。閔氏が令状実質審査を放棄したため、遅くとも7日には令状が発行されるかどうかが決定する。

閔氏は、京畿道利川市(キョンギド、イチョンシ)に総合病院である利川中央病院の設立を進め、食堂運営権をえさに昨年7月から12月まで数回に渡って朴氏(50、不動産業者)から5億3500万ウォンを受け取った容疑を受けている。

李相元(イ・サンウォン)警察庁特殊捜査課長は、「ブラックリストに載っている閔氏は、総合病院を事実上建てることはできない。朴氏をだましていた」と語った。

警察はまた、閔氏が朴氏以外にも2、3人から同病院の売店やコーヒーショップなどの収益施設の運営権をえさに、巨額を受け取ったという供述を確保し、捜査を進めている。

警察は6日、閔氏のメモと帳簿などに連絡先が書かれていた3、4人を召喚する一方、すでに調べた12人のうち、裏付け調査が必要な3人を再召喚するなど、6、7人に対して募金疑惑を継続して調査している。

李課長は同日午前、「捜査はある程度進んだが、まだ募金疑惑で実体が明かになったものがない」とし「捜査の焦点は、閔氏が実際に巨額のファンドを作ったのか、その過程で違法があったのかだ」と語った。

警察は閔氏の最近3ヵ月間の電話通話記録を確保し、閔氏と電話で会話したすべての人の口座を追跡する案を検討している。

警察関係者は、「すでに令状が発行され、一部の口座を追跡している」としながらも「閔氏が病院建設のためにファンドを作った可能性は高くない」と話した。

一方、民主党の趙在煥(チョ・ジェファン)議員は同日「盧大統領と権良淑(クォン・ヤンスク)女史が今年1月、利川中央病院の電算プログラム契約者M社の朴代表に年賀状を送った」とし、年賀状のコピーを公開して「大統領府がこの事件に介入していることを立証している」と主張した。



李憲鎭 李完培 mungchii@donga.com roryrery@donga.com