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「サーブにかけた」三星火災の攻撃力4割がサーブ

「サーブにかけた」三星火災の攻撃力4割がサーブ

Posted February. 09, 2004 00:42,   

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直接得点につながるサーブエースのほとんどもスパイクサーブから出る。これが成功率が落ちてもスパイクサーブを好む理由だ。

申致容(シン・チヨン)監督は「平凡なサーブで相手の速攻にやられるよりは、失敗しても強いサーブを入れた方が他の選手の士気にも役立つ」と話している。ラリーポイント制の下でスパイクサーブはさらに威力を発揮する。

スパイクサーブの早さでは、LG火災の李京洙(イ・ギョンス)が最高だ。ボールのスピードが時速110kmにのぼる。三星(サムスン)火災のチャン・ビョンチョルは、時速100kmを超えるスパイクサーブを相手の守備の弱いところを狙って差し込むこともできる。サーブのランキングでは、三星火災の申宣浩(シン・ソンホ)がエース15本と、1セット当たり0.25本をマークし、李京洙(0.24本)を抜いて1位となった。

そのため、各チームの監督は、スパイクサーバーにチーム練習の2割まで割当てて特別練習をさせている。強いサーバーたちは個人練習もいとわない。

女子部では道路公社のイム・ユジンとハン・ソンイ、現代(ヒョンデ)建設のユン・ヘスクなどがスパイクサーバーとして有名だ。ユン・ヘスクは、48セットで16本のエースを決め、1セット当たり平均0.33本と首位。

KBSの崔千植(チェ・チョンシク)解説委員(仁荷大附属中学教師)は「スパイクサーブは相手の組織力を崩す最高の技なので、その重要性がますます大きくなっている。特に、三星火災は強いスパイカーが多いため、練習によってスパイクサーブを受けられる守備力まで備えている。三星火災がトップの座を守れるのもそのためだ」と評価している。



梁鍾久 yjongk@donga.com