盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は10日、「これから政府は、労使政間の合意事項は、小さなことでも必ず尊重する考えだ。政府省庁が、異なる政策を打ち出して労使政の協約に障害として働かないように注意を払う」と述べた。
盧大統領は同日、大統領府で開かれた第31回労使政委員会本会議の出席者たちと昼食会をともにし、「対話が途絶えるような気配があれば、政府が積極的に出て仲裁するつもりだ」とし、このように述べた。
また、労使政委員会の「働き口作り社会協約」の締結と関連し「完璧な社会協約はない。今回の合意を完成ではなく新しいスタートとして受け止め、補完、発展させてより大きな協約が実現できるようにすべきだ」と強調した。
盧大統領はさらに、現在労使政委に参加していない全国民主労働組合総連盟(民主労総)に対し「民主労総も大きく変わろうと努力しているという報告を受けている。対話のテーブルに参加してほしい」と呼びかけた。
崔永海 yhchoi65@donga.com