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「韓国産鶏肉を食べましょう」政府が消費促進に本腰

「韓国産鶏肉を食べましょう」政府が消費促進に本腰

Posted February. 11, 2004 23:07,   

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「韓国産鶏肉やアヒル肉は安心して召し上がってもいいです」

政府が、鳥インフルエンザの発生で苦しんでいる鶏とアヒル農家のため、対策作りに本腰を入れている。

農林部は、11日保健福祉部などの関係省庁の公務員と鶏とアヒル関連団体の代表たちで構成した「畜産物消費促進対策委員会」を発足させ、鳥インフルエンザの発生以降急減している鶏肉とアヒル肉の消費を増やすための多様な対策を施行することで合意した。

同日委員会で農林部は、最近大韓家庭医学部と開院医協議会がソウル大学病院で行った「鶏肉とアヒル肉の試食会」が、一般消費者が漠然と募らせている鶏とアヒル肉に対する不安をやや和らげただけに、似たようなイベントを医師協会、漢方医会、薬剤師会などが新たに行うように働きかけていくことにした。

これとともに、チキン外食産業協議会を通じ、一般消費者たちが鶏肉チェーン店で、チキンを正常価格より20%くらい安い価格で購入できるように「チキン割引クーポン」を発行する方策も進めることにした。

農林部は、また毎週水曜日を「鶏肉、アヒル肉を食べる日」に指定し、政府庁舎と傘下機関、地方自治体の構内食堂で、鶏肉、アヒル肉のメニューを献立に載せるようにする計画だ。

軍や学校の給食にも、鶏肉、アヒル肉のメニューを拡大し、フードバンクを通じて社会福祉施設に鶏肉とアヒル肉700tを無料で支援する事業を行う。

農林部の李在容(イ・ジェヨン)畜産経営課長は「鶏とアヒルの加工業者の販売量を調査した結果、鶏は鳥インフルエンザの発生前より50%、アヒルは10%くらい減っている。鳥インフルエンザが食べ物の摂取を通じ、人に伝染した例がないだけに、これから持続的に消費促進運動を繰り広げていく」と述べた。

鳥インフルエンザウィルスは75度以上では死ぬため、揚げたり焼いたりした鶏肉やアヒル肉を食べても感染の危険はないと、専門家たちは口をそろえている。



宋眞洽 jinhup@donga.com