02年大統領選挙当時、盧武鉉(ノ・ムヒョン)候補の秘書室長だった申渓輪(シン・キェリュン、ヨルリン・ウリ党)議員が貸出仲介会社のグッドマネーから数億ウォンの不法政治資金を受け取った疑いで、24日に検察に召還される予定だ。
検察は来月6日までに、不法大統領選挙資金募金及び提供などと関連して疑いの持たれている政治家や実業家に対する刑事処理及び捜査を終える方針だ。しかし、検察は秘密資金形成など企業の本質的不正に対しては、3月以降も引き続き捜査をする計画だと明らかにした。
最高検察庁中央捜査部(安大煕部長)は22日、最近検挙された貸出仲介会社グッドマネーの金ヨンフン前代表から「02年12月初め、申議員に政治資金の名目で現金3億ウォンを渡した」という陳述を確保したと明らかにした。
検察によると、申議員は当初3億ウォンを受け取ったが、5000万ウォンに対してのみ後援金の領収書を発行した。そかし、その後、金前代表が03年1月か2月ごろ、「グッドマネーに対する金融監督院の調査を静めてほしい」と具体的な要求をしたら、残りの2億5000万ウォンのうち、2億ウォンを返し、5000万ウォンに対しては追加の領収書を発行した。
検察は申議員を召還して金前代表の陳述が真実であるかと、大統領選挙当時に他の企業から募金した不法資金があるかなどに対して調べる方針だ。
これと関連し、文孝男(ムン・ヒョナム)最高検察庁捜査企画官は「申議員の場合、金前代表から受け取った金以外にも、金額は多くないが、他の政治資金の授受疑惑があるため、確認する必要がある」と話した。
検察はまた、ハンナラ党側が渡した5億ウォンのうち、2億5000万ウォンを受け取った疑いが持たれている自民連の李仁済(イ・インジェ)議員に対しても23日と24日、両日中に出頭するよう通報した。
検察は最近召還を拒否した辛東彬(シン・ドンビン)ロッテグループ副会長に対しては、23日に辛東仁(シン・ドンイン)ロッテ・ショッピング社長と共に出頭するように再度通報した。
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