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外換カード、大規模なリストラ予想

Posted February. 23, 2004 22:52,   

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労組の長期ストライキで職場閉鎖措置まで下された外換(ウェファン)カード事態が、労使双方の極端な対立によって破局に向かっている。特に契約職など一部職員が運営している電算システムが正常稼動されていないため、利用客の被害が広がりそうだ。

外換銀行は23日、「リストラの対象でない外換カードの職員も外換銀行との合併が公式化される28日までに業務に復帰しなければ、業務拒否とみなして原則的な線で結論を下すしかない」という立場を示し、大規模なリストラに踏み切る考えを示唆した。

金亨鏜(キム・ヒョンミン)外換銀行常務は同日午後、記者団に対して「外換カードの職員が復帰しなければ28日からは銀行職員とアウトソーシングの電算職員を投入してカード営業を正常化していく」と述べた。金常務はまた、「希望退職の申請は22日で終ったが、締め切りを延長するかどうかについてはまだ最終結論を出していない。リストラの対象者も希望退職を申請できる」と説明した。

外換銀行は先週末、外換カードの全職員662人のうち40%の260人に対して、リストラの対象であることを事前に通告した。あわせて22日午後5時までに希望退職を受け付けたが、申請者は37人(労組推定)に止まったと集計された。

一方、金融監督院(金監院)は同日、外換カードの電算システムが今の状態ではまもなく正常稼動が難しくなると憂慮した。

金監院の元宇鍾(ウォン・ウジョン)非銀行検査2局長は、「外換カードは9日から延滞情報管理システムが作動しておらず、延滞金を返したお客さんの延滞記録が削除されていないほか、ARSやインターネットを通じた請求内訳の照会も行なわれていない」と明らかにした。

現在、外換カードの電算作業には202人の電算担当職員のうち59人(正規職18人、非正規職41人)が取り組んでいる。外換カードの会員は約330万名で、この中で実質利用者は約100万名ぐらいだ。



鞖克仁 bae2150@donga.com