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監督デビューの申英哲「欲張らない」

Posted February. 26, 2004 00:22,   

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「最初から意欲だけが先走りすると失敗する。まず、自分のものをしっかり作ってからでも遅くはない」

「はい、先生、よく分かりました」

26日、大田(テジョン)忠武体育館で開かれたKT&G・Vツアー04バレーボール大田(テジョン)ツアー。17年間同じチームで活躍し、最近ライバルチームの監督に就任した申致容(シン・チヨン)三星(サムスン)火災監督と申英哲(シン・ヨンチョル)LG火災監督が試合前に会って交わした会話だ。試合開始1時間前に体育館に到着し、選手たちの練習を見守っていた申英哲監督は、申致容監督が現れるや、駆けつけて挨拶をした。

しかし、師弟関係と勝負は別問題。前日、「ポジション破壊」という切り札で勝負を掛けたが、大韓航空に完敗してしまった申英哲監督は同日、選手らが慣れている元のポジションで勝負をかけた。しかし、申致容監督も精鋭メンバーを全員出場させ、勝負への意欲を見せた。

結果は、3対0で三星火災の完勝。三星火災は連勝を68とし、バレーボール冬季リーグ最多連勝という新記録を目前に控えている。最多連勝記録は、女子バレーボール・LG精油の69連勝。

弟子の挑戦は強烈だった。ソン・ソクボムの2点連続得点で好スタートを切ったLG火災は6対2と三星火災をリードした。

すぐ作戦タイムを要請した申致容監督は、相手のブロックを崩すため、国内第一人者の申珍植(シン・ジンシク)を投入した。申珍植は監督の期待に応え7点を得点するなど、LG火災を25対21で抑えるのに貢献した。

LG火災は2セットの半ば、レフトの金ソンチェが負傷で退場するなど、悪運が重なり、その後連続で三星火災にリードを奪われた。

一方、現代(ヒョンデ)キャピタルは尚武(サンム)を3対0に抑えた。現代キャピタルの方信奉(パン・シンボン)はブロック2つを追加して通算699とし、通算700ブロックにあと一つを残した。



金尙浩 hyangsan@donga.com