「オールイン」
3月3日、ソウルワールドカップ(W杯)競技場で行われる2004アテネ五輪アジア地域最終予選、国際Aマッチの初試合を控えた韓国と中国の五輪代表のキャンプに緊張感が漂っている。この一戦で、五輪進出のチケットがかかっているという判断で、両チームとも「負けると死ぬ」という覚悟で必勝を目指している。
21日に行われた日本との評価試合で、0−2で完敗した韓国チームは背水の陣を敷いた。金鎬坤(キム・ホゴン)監督はわずか10日前にW杯チームに合流した朴智星(パク・チソン、PSVアイントホベン)を緊急に呼び出したのに続き、「打倒中国」のための特訓を行っている。
普段、試合前日だけ競技場適応練習を行う慣行から脱して、ソウルW杯競技場で連日練習を行っている。26日には延世(ヨンセ)大学と、28日には高麗(コリョ)大学と練習試合を行う。3月1日と2日にはレッド・デビルズの応援歌が響くアンプをつけて、実戦を彷彿させる「シミュレーション練習」も予定されている。
金監督は試合当日にも練習する計画だ。試合当日には練習の代わりに軽い散歩で、調整を行うのがこれまでのパターンだった。しかし、今度は精神を鍛えて新しい気持ちで臨むという意味で、午前中に1時間練習を行うことにした。
「恐韓症」解消を狙う中国チームキャンプの雰囲気はもっと殺伐としている。国際Aマッチでは10分け15敗、五輪代表では1分け5敗。たったの一度も韓国に勝てず傷ついたプライドを取り戻したい意気込みが伺える。
去年11月から合宿練習をしている中国はすべての練習を非公開に行っている。先日行われた北朝鮮青少年代表との評価試合はもちろん、上海中原のフットボール練習基地で開かれる最終練習まで部外者を統制する徹底したセキュリティーの中で進めている。
そのため、中国の戦力は知られていない。昨年シリアとの予選試合で2ゴールを決めたドウェーと、最近ジャマイカとの評価試合で2ゴールを入れたヤンスン、そして02W杯代表のチーボなどが、攻撃の主軸になるだろうというのがすべてだ。エントリーを提出する2日になって、中国側の顔ぶれを把握することができそうだ。中国チームは3月1日に韓国入りする予定だ。
中国代表チームは最近、ロシアとモロッコ、ルーマニアなどを破るなど上昇の勢いに乗っている。
梁鍾久 yjongk@donga.com






