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修能、EBSテレビ講義から大挙出題

Posted March. 07, 2004 22:54,   

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政府は11月に実施される05学年度の大学修学能力(修能)試験に、4月1日からスタートする教育放送EBSテレビの修能講義の内容を相当部分出題する方針を固めた。

安秉永(アン・ビョンヨン)副首相兼教育人的資源部長官は4日、鄭剛正(チョン・ガンジョン)韓国教育過程評価院長と高錫晩(コ・ソクマン)EBS社長に会い、EBSの講義内容と修能試験問題を積極的に結びつけるよう指示したことが、7日までに明らかになった。

教育人的資源部(教育部)当局者は同日、「安副首相は『EBSの修能関連講義を視聴した受験生が、修能試験問題を解くのに、全く問題がないよう韓国教育課程評価院とEBSが最大限に努力してほしい』と要請した」と話した。政府が、EBSの講義内容から今年の修能試験問題を大挙出題するように、該当機関に直接指示したのは初めてのこと。

これによって、修能試験受験生らは、EBSの講義内容を積極的に活用すれば、修能で高い点数を得られるものとみられる。安副首相は先月2月17日に「個人負担教育費の軽減策」を発表した際「EBSの講義に修能問題を出題する教育課程評価院も参加するため、講義をきちんと聞いていれば修能試験にプラスになるだろう」と、概略的に説明したことがある。

安副首相は4日の会合で、韓国教育課程評価院とEBSが、EBS修学能力試験関連の講義が(来月1日から)きちんと放送されるように緊密に協力し、教育部はこれを積極的に支援するとの方針を再確認した。

教育部はEBS講義内容の質を高めるため、実力のある講師を確保、レベルの高い講義を提供するいっぽう、衛星放送の視聴とインターネット関連施設を拡充し、EBS講義テキストが円満に普及されるようにした。これと関連し、EBS評価委員と教育部実務陣は、最近、会議を開き、△学校の古いパソコンとテレビを交替し△現在512キロバイトのEBSインターネット回線の速度を2MBへと4倍ほど高め△高校3年の子女がいる島嶼・山間地方の低所得者層1万世帯に無料で衛星受信機を普及するなど、細部計画を確定した。

教育部とEBSは20日ごろ、衛星放送とインターネットを通じて講義の試験放送を実施し、不備な点を最終点検する計画だ。教育部の朴景載(パク・ギョンジェ)国際教育情報化局長は「インターネットサーバーなど基盤施設を拡充するのに必要とされる200億ウォン(約20億円)ぐらいの予算を確保した」と説明した。

EBSはこの予算で、インターネットサーバーを拡充し、現在1万5000人ほどである同時接続可能人数を10万人台に増やす計画だ。しかし、今年の予想される修能受験者が約60万人であることを考えれば、4月1日から数十万人の受講生が一度に押し寄せた場合、サーバーがダウンするなど問題が出てくる可能性も高い。