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「総選挙結果受け進退含め決断」盧大統領が特別会見

「総選挙結果受け進退含め決断」盧大統領が特別会見

Posted March. 11, 2004 22:44,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が11日、自分の再信任問題を4月の総選挙の結果をみて判断すると表明するや、野党側は「弾劾を回避するための政略的な発想」と強く反発し、議論を呼んでいる。

盧大統領は同日午前、大統領府の記者クラブで特別記者会見を行い「4月の総選挙の結果を国民の意と判断して、それに相応する政治的決断を下す。再信任など私の進退のかかった問題はそれで解消すればいいだろう」と明らかにした。

盧大統領は、総選挙の結果による進退の具体的基準は明らかにしなかったものの、大統領の弾劾阻止または改憲を阻止できる国会の在籍議員3分の1(100席)以上を念頭に置いているとされる。

これと関連して、盧大統領は「ヨルリン・ウリ党に入党する際、私の進退を含む決断の具体的な内容と再信任の明確な条件を明らかにする。特別検事(特検)の捜査が終結するのをみて、遅くならないうちに入党を決める」と述べた。

盧大統領は、野党が求めるウリ党への支持発言に対する謝罪については「憲政が部分的に中断される重大な事態をめぐり政治的メンツを立てたり、駆け引きをしたりすることは望ましくない。過ちがあるかどうか分からないが、弾劾を兔れるために謝罪をするのは受け入れ難い」と拒否した。

また、「10分の1」をめぐる政界引退発言については、「性格においてやや論争はあるが、概して10分の1を超えていない。たとえ譲歩しても数億ウォンの差がある程度だ。これをもって、大統領が引退約束を守らなければならないほど重いというのであれば引退すべきだろうが、まあ引き分けと見てよいのではないか」と説明した。

盧大統領は、大統領選挙資金捜査で明らかになった側近や親・姻戚の不正と関連し、「重ねて頭を下げてお詫び申し上げる」とし「真摯な態度で責任を果たすつもりであり、同じ事で再び謝罪することがないようにする」と語った。

これに対してハンナラ党の殷辰洙(ウン・ジンス)首席副スポークスマンは「盧大統領が再信任と総選挙連携案を露骨に提示したのは、『10分の1』約束を破棄して弾劾をも回避するための策略だ」と非難した。民主党の金栄煥(キム・ヨンファン)スポークスマンも「総選挙に再信任をかけたことは、国民を脅かして総選挙の民意を歪めるということで、弾劾の理由に追加される」と主張した。

盧大統領の記者会見全文は、東亜(トンア)ドットコム(www.donga.com)に掲載。



金正勳 朴成遠 jnghn@donga.com swpark@donga.com