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バッドバンク救済、対象は10日までの信用不良者

バッドバンク救済、対象は10日までの信用不良者

Posted March. 17, 2004 22:53,   

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政府が信用不良者の信用回復を支援するため5月設立するバッドバンク(信用回復支援銀行)の支援対象は、10日現在までに銀行連合会に登録された信用不良者と確定した。

そのうち、バッドバンクの支援を受けられるのは、2社以上の金融会社に現金ベースで5000万ウォン未満の借金をして6ヵ月以上を延滞した信用不良者となる。これによって、信用不良者180万人がバッドバンク支援の恩恵を受けるものと推定される。

国民(クンミン)銀行など四つの金融会社と資産管理公社、銀行連合会などで構成されたバッドバンク設立準備委員会は17日、このような内容を盛り込んだバッドバンク運営策を発表した。

姜琫熙(カン・ボンヒ)銀行連合会常務は「政府がバッドバンク設立策を発表した10日を基準に、それ以前に信用不良者になった人たちを優先的に救済することにした」と述べた。

バッドバンクは5月に設立された後、3ヵ月間、該当者申請を受け付けた上で、本格的な信用回復支援プログラムを開始する方針だ。

バッドバンク設立諮問会社であるLG投資証券の龍元榮(ヨン・ウォンヨン)常務は「債務者は元金の3%を払うことで信用不良者というレッテルが外される。銀行は残りの97%に対する融資を行い、債務者はその時点から年利5〜6%の利子で最長8年間で返済すればよい」と述べた。

一方バッドバンクは、着実に返済している債務者に対しては利子減免などの恩恵を与えるが、元利金の償還を3ヵ月以上を延滞した場合は恩恵を剥奪することにした。



申錫昊 kyle@donga.com