ソウル中央地方裁判所の民事合意50部(部長李太云)は17日、徐敬元(ソ・キョンウォン)元議員と「大韓民国を作る人の集まり」が第16代国会議員271人を相手取って出した国会議員業務停止仮処分申請を却下した。
裁判所は「仮処分は争いのある権利関係に関する正当な利益のある人だけが申請できる。個人の権利保護を目的とする仮処分の性格上、徐元議員らが要求した国会議員業務停止は仮処分申請に対する適切な利益とみられない」とした。
さらに裁判所は「現行法上、徐元議員らが直接国会議員に対する解任請求権を持つとみる根拠もない」と付け加えた。
徐元議員らは13日、「盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領弾劾案の成立は、4月の総選挙を控えた時期に国民の意見を無視して急遽行われたことであり、同過程で議員らが自分の役割を全うできなかった」として仮処分の申請を出していた。
李相錄 myzodan@donga.com