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中小損害保険会社、自動車保険料の引き上げへ

中小損害保険会社、自動車保険料の引き上げへ

Posted March. 26, 2004 22:50,   

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自動車保険市場が5年ぶりにマイナス成長に転じる見通しの中、中小損害保険会社が来月から一斉に自動車保険料を1〜3%ぐらい引き上げる。

26日、損害保険業界によると、中小損害保険会社は自動車保険の損害率が高い水準を維持し、経営が一層、厳しさをましていることから、範囲料率を調整し、自動車保険料を引き上げる方針だ。

範囲料率とは、基本保険料の±5%以内で保険会社が内部的に調整できるものを言う。

このため、新東亜(シンドンア)火災、第一(チェイル)火災、双龍(サンヨン)火災、大韓(テハン)火災などの中小損保会社は、自動車保険料を1〜3%ぐらい引き上げる方針だ。

範囲料率が1〜3%上がると、年間50万ウォンの保険料を支払う加入者の場合、年間5000〜1万5000ウォンぐらいの保険料をさらに負担しなければならない。

昨年末、範囲料率を下げ、「出血競争」という指摘を受けて原状復帰させた三星(サムスン)火災、現代(ヒョンデ)火災、LG火災、東部(トンブ)火災、東洋(トンヤン)火災などの大手損保会社は、未だに範囲料率の調整を検討していない。

一方、2003会計年度の始まった昨年4月から今年2月までに国内11の損保社が受け取った保険料は合計7兆2071億ウォンで、前年同期の7兆2426億ウォンに比べ355億ウォン減少した。

このため、昨年会計年度の最後の月に当たる今月中に保険料の収入が大幅に増えない限り、自動車保険市場は1998会計年度以降では初めてのマイナス成長になるものとみられる。

自動車保険は1997年に保険料の収入規模が6兆1765億ウォンまで増えたが、通貨危機直後の98年、5兆2805億ウォンに大幅減少した。しかし、翌年に5兆5368億ウォンまで回復した後、2000年6兆4983億ウォン、2001年7兆4601億ウォン、2002年7兆9138億ウォンなど、毎年大幅な伸び率を示した。

業界の関係者は「最近、景気低迷の影響で保険の加入を忌避する人が増え、平均15%ぐらい安いオンライン自動車保険がマーケットシェアを拡大しているためだ」と、マイナス成長の原因を分析した。



鞖克仁  bae2150@donga.com