最高検察庁公安部(洪景植部長)は26日、大統領弾劾審判と関連して夜間ローソク集会を主導した崔冽(チェ・ヨル)環境運動連合共同代表ら4人に対して、集会及びデモに関する法律違反の疑いで逮捕令状を請求した。
これに対して崔代表らは、「30日に警察に出頭するが、27日のソウル光化門(クァンファムン)ローソク集会は予定通り行なう」という立場を明らかにした。
逮捕令状が請求されたのは、「弾劾無效腐敗政治清算凡国民行動」の崔冽共同常任代表と朴ソクウン執行委員長、「生活政治ネットワーク国民の力」の金ミョンリョル共同代表とチャン・ヒョンチョル事務局長だ。
安昌浩(アン・チャンホ)最高検察庁公安企画官は、「政府がこれまで夜間ローソク集会が違法であることを繰り返し明らかにし、自制を要請したにもかかわらず、27日に再び大規模夜間ローソク集会を開催することにしたため、集会主催者らに対する司法処理が避けられないと判断した」と話した。
検察は、彼らが27日にローソク集会に参加した場合、現場の状況を見て検挙するかどうかを決定すると話した。しかし警察は、「集会中に主催者を逮捕することはなく、柔軟に対応する」という立場を示した。
検察はまた、選挙運動期間には選挙に影響を及ぼすいかなる集会も開催することができないと規定した選挙法103条によって、来月2日から弾劾に関連する集会またはデモを行なう場合、昼夜、屋内・外を問わず、厳しく取り締まる方針だ。
これに対して「凡国民行動」側は26日午後に記者会見を開き、「司法当局が無理な逮捕令状を請求したことは、法律的根拠が弱く、無理な政治的判断だ」と反ばくした。
一方、管轄署の鐘路(チョンノ)警察署では、「国民の力」は、光化門集会以前の国会前の未届け集会開催の容疑も受けている」とし、「令状が請求された4人には、すでに2、3回に渡って自宅や事務所に出席要求書を送っている」と述べた。
李泰熏 jefflee@donga.com