朴寛用(パク・グァンヨン)国会議長は29日、4党の代表らに向けて「盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の弾劾訴追案に対する憲法裁判所の決定を受け入れるという旨の誓約式」を行うことを提案した。
朴議長はこの日、記者会見を開き「弾劾政局によって触発された極端な対立と国論の分裂が深刻だ」として「憲法裁の決定以降の混乱を防ぐために、各党の代表または各党が選んだ代表者が一堂に会して憲法裁が如何なる決定を下しても謙虚に受け入れることを国民の前で誓おう」と呼びかけた。
朴議長はまた「4党代表が一堂に会した席で、国民の不安を解消する方策を議論することはできるが、弾劾の取り下げは議論の対象にならない」と念を押した。朴議長は「国民は、誰もが今回の事態に対する様々な意見を持つことはできるだろうが『議会の暴挙』『議会クーデター』などと、理性的とは言えない態度は国会に対する侮辱だ」として、国会の弾劾訴追案議決の正当性を主張した。
李明鍵 gun43@donga.com