30日、秋美愛(チュ・ミエ)民主党選挙対策委員長が「改革公認」を断行するため、朴相千(パク・サンチョン)元代表、劉容泰(ユ・ヨンテ)院内代表、金玉斗(キム・オクドュ)、崔在昇(チェ・ジェスン)両議員の4人に対する公認を取り消す方針であることが知られ、波紋が予想される。
秋委員長は同議員らの地域で斬新な人物の再公認をするか、または適当な党内候補者がいない場合は、公認をせずに無公認地域として残しておき、無所属候補が当選すれば入党させる案も積極的に考慮しているという。
これに対して、劉院内代表をはじめ公認取り消しの対象となった当事者らは、「民主党の分党を阻止し、困難な時期に党を守って来た人たちに対し、候補登録が差し迫った時点で刀を振りかざすのは背信行為に他ならない」と激しく反発している。
選対委の関係者は同日、「党のアイデンティティに反する公認候補選びを改革することは、秋委員長が選対委員長職を受諾したとき党員と国民に対して行った約束だ。国民の期待と信頼を回復する契機にしようというものだ」と述べた。
民主党はこれを受けて同日夕方、李鍾賛(イ・ジョンチャン)元国家情報院長を委員長とする公認再審議特別委員会を緊急召集し、具体的な再公認作業に着手した。
秋委員長側は4人の重鎮議員の他に、さらに5人を再審議対象に含ませている模様だ。
秋委員長側は、△劉院内代表と朴元代表に対しては「ハンナラ−民主党連携」の責任を問う次元で、△東橋洞(ドンギョドン)系の要人である金議員と崔議員は全羅道(チョルラド)出身重鎮の入れ替えによる党刷新というレベルでーー 公認取り消しに踏み切ったと説明した。
朴成遠 鄭用𨛗 swpark@donga.com yongari@donga.com