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首都圏が勝利を決めた

Posted April. 16, 2004 02:29,   

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109席の地方区議席がかかった首都圏の票心は結局、ヨルリン・ウリ党を選択した。

15日開票最終集計結果、首都圏の優勢地域は、ウリ党76ヵ所、ハンナラ党33ヵ所だった。ウリ党が、ハンナラ党の2.3倍を占めたことになる。民主党など他の党は、首都圏でたったの1席も確保することができなかった。

ウリ党の首都圏勝利は、全国的に過半議席を可能にさせた牽引車の役割をした。当初ウリ党は、首都圏でハンナラ党に「7対4」で勝てば、過半議席が可能だと予告していた。

▼ソウル〓全体的に、江北(カンブク)圏はウリ党、江南(カンナム)圏はハンナラ党が強い地域として明確に分かれた。

まず江北圏で、ウリ党は過去民主党の地盤をそのまま承継した。弾劾後爆風の效果が発揮されたという分析だ。

善戦が占われていた民主党の秋美愛(チュ・ミエ、広津乙)選対委院長と金景梓(キム・ギョンジェ、江北乙)議員も、ウリ党旋風に苦汁をなめなければならなかった。

江北圏のウリ党旋風の中でも、政治1番地である鐘路(チョンノ)を含め、中区(チュング)、龍山(ヨンサン)などの中心部では、ハンナラ党候補が善戦した。

中区で、ハンナラ党の朴成範(パク・ソンボム)候補は早期に勝利を固めた。鐘路の朴振(パク・ジン)、龍山の陳永(チン・ヨン)候補は、手に汗握る接戦の末、ウリ党の金洪信(キム・ホンシン)、金鎭愛(キム・ジンエ)候補を追撃して覆した。弾劾逆風の中で、「人物論」が効を奏したという分析だ。

ソウルの東大門(トンデムン)乙では、ハンナラ党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補が、「リターン・マッチ」を繰り広げたウリ党の許仁会(ホ・インフェ)候補を追撃し逆転させた。西大門(ソデムン)甲ではウリ党の禹相虎(ウ・サンホ)候補がハンナラ党の李性憲(イ・ソンホン)候補を抑え、第16代選挙の敗北を雪辱した。

ハンナラ党は、瑞草(ソチョ)甲・乙、江南甲・乙などの江南圏ベルトと松坡(ソンバ)甲、陽川(ヤンチョン)甲地域区は死守した。弾劾逆風の真っ只中でも、ハンナラ党は「江南不敗」の神話を再演したわけだ。

▼仁川(インチョン)〓首都圏の中で、仁川の票心が最も大きく揺れた。ハンナラ党とウリ党の候補間の正面対決がどこよりも熾烈だった。当初ウリ党の圧勝が占われたが、選挙中盤以降、ハンナラ党候補たちの善戦が可視化された。

全12ヵ所のうちハンナラ党候補が当選した所は、延壽区(ヨンスグ)と南東(ナムドン)甲、西江華(ソガンファ)の3ヵ所だった。接戦が行われた南(ナム)甲など9カ所では全てウリ党の候補が当選した。

▼京畿(キョンギ)〓ウリ党は、これまで民主党の地盤であった西部ベルトを占領し、西部新都市ベルトでも、ハンナラ党候補に対して優勢を見せ、熾烈な接戦を繰り広げた。京畿で民主党候補らは、全地域でウリ党に1位を引き渡し、事実上「壊滅」した。

城南壽井(ソンナム、スジョン)と中院(チュンウォン)はもとより、安養市萬安(アンヤンシ、マンアン)、安養市東安(アンヤンシ、ドンアン)甲などでは、ウリ党候補の当選が確定された。議政府(ウィジョンブ)などの京幾北部地域も総なめした。弾劾後爆風で機先を制したウリ党が、一歩遅れて迫ってきた「朴風」や「老風」の遮断に成功したという分析だ。

特に、ハンナラ党が相対的に強い高陽(コヤン)、一山(イルサン)甲でも、国会副議長を務めたハンナラ党の洪思徳(ホン・サドク)候補がウリ党の韓明淑(ハン・モンスク)候補に苦杯をなめた。

ハンナラ党では、伝統的な地盤である盆唐(ブンダン)ベルト以外に、地域基盤がしっかりした現役議員たちが主に生還した。富川(プチョン)素砂(ソサ)の金文洙(キム・ムンス)候補を始め、南景弼(ナム・ギョンピル、水原八達)、李揆沢(イ・ギュテク、利川・驪州)、鄭柄国(チョン・ビョングク、加平・楊平)候補などが代表的な例だ。



鄭然旭 jyw11@donga.com