自民連の金鍾泌(キム・ジョンピル)総裁が19日、総裁職辞任と政界引退を宣言した。金総裁は同日、ソウル麻浦(マポ)にある党本部で第17代総選挙当選者4人と懇談会を開き、「国民の選択に条件なしに承服する。私の不徳のいたすところで、深く反省する」とし、「今日を持って総裁職を辞め、政界から引退する」と述べた。
自民連は第17代総選挙で地方区4議席に政党投票率2.8%を得るに止まった。金総裁が総選挙敗北に対する責任を負って政界引退を決めたことで、実質的に「3金氏時代」が終焉を告げることになった。金総裁は李鳳学(イ・ボンハク)事務総長に、4月中に党大会を開いて新しい指導部の選出を行うよう指示した。
金総裁は、「老兵は死なず、ただ過ぎ去るのみ。43年間政界にいて、もう完全に燃え尽きて灰と化した。世の中は正しかろうと、正しくなかろうと変化した。敗戦の将には、何も言うことがない」と、政治家としての43年間の感想を語った。
鄭用𨛗 tongari@donga.com